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暑さをしのぐアイテム

 ブライトンのプライドが8月3日から5日に開催されました。今年はライブコンサートに歌手のブリトニースピアーズも登場とあり、結構前から「盛り上がるだろう❗」と、話題に上っていました。ただ、ここ数年プライドを見てきたのに、今年に限って私は日本に帰国しているのです。

楽しみにしていた日本帰国ですが、到着した日には羽田空港でまさかの着陸遅延。原因は滑走路に開いた穴。私が聞いたところ、原因は暑さのようでした。帰国して3週間くらいたった今でも、経験したことのないような暑さが連日続いています。そしてこの暑さで、考えました。『世界的な異常気象があると言われる。イギリスも近年は暑い日が増えた気がする。でも、暑いのに慣れてない国。ではイギリスで暑さを少しでも軽減するのに、何か家に常備しておきたい物があるか…』

 今回の暑さ経験から私のイギリス持ち帰り物品リストに入ったのは、大小様々な保冷剤です。イギリスにも氷のうや、アイスパックと呼ばれている怪我や発熱時に使えるものがあります。ただこれまで、価格は結構するのに液漏れしたり、あまり冷たさが持続しなかったりと、満足できる物には出会えていません。たかが保冷剤ですが、偏頭痛持ちで、薬が効かないときに一番(注意:個人的に)頼れる物が保冷剤なのです。子供の弁当や果物を持ち歩くときなど、今年はイギリスでも暑かったので何度かアイスパックを使ったのですが、サイズが大きく不便でした。

 日本ではケーキなどを購入したときに、保冷剤をつけてもらえることもあります。それらの小さめサイズ、あとは100円ショップで取り揃えました。ちなみに、近くのお店では、首もとを冷やせる保冷機能のついたタオルなどはすべて売り切れでした。

 最後に、少し気になったのでイギリスの家庭でのクーラー普及率を調べてみたのですが、はっきりとした数字は見つけられませんでした。ただ、検索で引っ掛かった2016年のワシントンポストの記事にはインドやインドネシア、ブラジルなどの国で家庭向けエアコンの普及率増加が見られること、それに伴う温室効果ガス増加への懸念が書かれていました。欧州などのエアコン普及率はまだ低いようですが、近年の熱波を経験したことで、いつ普及率が増えてもおかしくないのかもしれません。

イギリスにいるより、地震、洪水、台風ー様々な自然の驚異が日本では身近にあります。これらの経験を常に忘れず、イギリスでも『まさか』に備えられるよう、夏の課題として、持ち帰り物品リストを見直したいと思います。


参照記事:The Washington Post
The World is about to install 700 million air conditioners. Here's what that means for the climate



2018年08月07日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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