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ラベンダーライン鉄道へ

ラベンダーライン鉄道へ
小さな保存鉄道

 春がやってくると、英国内ではイベントの数も増してきます。長く暗い冬が終わり、夏時間にもなると、秋から冬にかけて閉館していた(例えば)博物館や農家イベントも盛りだくさん。楽しみが増えてきます。
突然ですが私は車を所有しておらず、ブライトンから出ようと思うと、交通機関を頼りにしないといけません。限られた交通手段の中で、私の興味でもある『保存鉄道』に出かけようと探していて、ブライトンからバス1本で行けるIsfieldという場所にある保存鉄道を見つけました。その名も『Lavendar Line Railway』(ラベンダーライン鉄道)。

ラベンダーライン鉄道へ
手入れが行き届いた車体

 こちらの鉄道はとても規模は小さく、Isfield駅から出発し、折り返し地点で同じ駅に帰ってきます。折り返し地点の駅で約10分くらいとまりますが、乗車時間は往復で約30分なので、小さなお子さんとの半日旅行で行くにはピッタリの場所だと思います。ただ、私が去年行ったときは雨で、当時は今よりウェブや設備が整えられているわけではなかったので、雨具やおやつなどをしっかり準備しておけばよかったと思いました。

 ちなみに、イベントは4月から10月の週末に行われることが多く、そのイベントも毎回同じと言うわけではありません。私は日程優先で行ったので、その日線路を走っていたのは子供に見せたかった蒸気機関車じゃなく、ディーゼル機関車でした。それでも、日常とは違う空間を提供してくれる電車はとてもカッコよく、そしてそれを走らせる(主に)ボランティアの方々もとても素敵で、親切な方たちでした。


ラベンダーライン鉄道へ
内装も趣があって素敵

 最後に、この『ラベンダーライン』ですが、「ラベンダーが見られるのか!?」と思い込んでいくとちょっと違います。RingmerというIsfieldから少し離れたところの近くの村で活躍していたラベンダーさんと言う石炭を扱う商人さんのオフィスが、Isfield駅のcattle dock(拙訳ですが、厩舎のようなものでしょうか)の側にあったことが由来とのこと。勝手に名前からお花畑を想像していた私にとってはちょっと残念でした。
ブライトン(ルイスからでも)からバス1本、1時間弱で行けます。ちょっと変わった土地への簡単な日帰り旅行にいかがでしょうか?


『Lavendar Line Railway』(英語ー公式サイト)
http://www.lavender-line.co.uk/



2019年04月16日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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