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ペットボトルの何が変わった? リサイクルへの意識 イギリス

ペットボトルの何が変わった? リサイクルへの意識 イギリス
何が変わったでしょう?

 朝起きると霜がおり、すっかり冬の気温になったニューカッスルです。
最近ふと気が付き、自分の中では小さな驚きだったことを書いてみようと思います。
ここ数週間、ペットボトル飲料を飲む度にちょっとしたストレスだったことがありました。それは、ペットボトルのフタがうまく取れず、宙ぶらりんで飲まなければならないと言うこと。小さいことなのですが、少し邪魔に感じられ、引きちぎろうとするのですが、それは丈夫につけられている…、と言う状態。

ここで気が付きました!フタに書いてある文言がよく目にしていた『Please Recycle Me』(直訳:ワタシをリサイクルしてください)ではなく、『I am attached to recycle together』(直訳:私は一緒にリサイクルできるよう、くっ付いています)になっていたのです!

ペットボトルの何が変わった? リサイクルへの意識 イギリス
プラごみリサイクル意識の向上に!

 お恥ずかしい話なのですが、プラごみ、一般ごみ、そして資源ごみなどの大まかな分別はやっていたのですが、日本で「ペットボトルのフタ」が別に回収されていることを前提に、いつもフタだけは分別にあたらない一般ごみと一緒に捨てていました。
そのため「Please Recycle Me」は『見たことがないけど、フタだけの回収があるのかなぁ…』くらいの認識でした。が、今回、このフタの文言を見たうえできちんと捨て方を調べると、イギリスではペットボトルのフタはプラスチックから作られていることがほとんどなので、ボトルと「一緒」に捨てることが基本だと言うことが分かりました。ただ、それが現地民にも浸透していないのか、それともポイ捨てなどが多いからかはわかりませんが、「一緒に捨てて」と周知する文言へと変わっていたのです。

 他のボトルにいたっては、このてのフタを「Eco-Friendly Cap」ときちんと説明し、これがリサイクルの手助けになるためだけではなく、フタによる鳥やその他生態系への配慮(誤飲などでしょうか)になると明記してありました。

イギリスは日本と比べて、ごみの分別などはまだまだ緩い気がしますが、一度改革が進むと変化への対応ペースがとても速いので、リサイクルなどの状況が今後さらにどう変わっていくか、非常に興味があります。

 来月はいよいよクリスマスシーズン。毎年問題になる本物の「クリスマスツリー」がどのくらい販売され、リサイクルされるのか…まずここから人のリサイクルへの意識が垣間見れそうです!


2022年11月29日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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