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200811112539

貴重?1ポンド紙幣!

貴重?1ポンド紙幣!
1ポンド紙幣はあざやかな緑色
スコットランドには独自に発行されている紙幣があることはご存知でしょうか?
イギリスと一口に言っても、現実は連合国。ウェールズ・イングランド・北アイルランドそしてスコットランドと、各々で違う法律・体制などが未だに存在しています。その中でそれが目に見えて現れていると言ってよいのが紙幣。

スコットランドではなんと、3つの銀行(スコットランド銀行・王立スコットランド銀行・クライズデール銀行)に発券が認められています。そのため、同じ10ポンド紙幣でも絵柄が違うのは当然のこと。各銀行によるスコットランドにまつわる描写が、毎回の買い物をも楽しませてくれます。

ある日、エディンバラにて買い物をしたときのこと。3ポンドのおつりをもらった私の手に、なぜかコインに混じって紙幣が1枚。よく見ると、なんとそれは1ポンド紙幣!うわさには聞いていたけど、実際手にしてみると他の紙幣よりも小さく、緑色に統一されたそれはなんだか“子供銀行”のお金を手にしているようでした。

貴重?1ポンド紙幣!
裏にはスコットランドの
首都にあるエディンバラ城が
1ポンド紙幣は王立スコットランド銀行だけが今では発券しています。表は他の額と同じように銀行の初代頭取アイレー卿(1682-1761)の顔が印刷されていますが裏はエディンバラ城。めったにお目にかかれないと聞いていたので、うれしさもひとしお。また、そこの地で自分が実際に見たものがお札に描かれているというのは、やはり感激です。
色々な絵が楽しめるスコットランド紙幣ではありますが、その発券は続いていても国際為替としてはイングランド銀行券のみが認められています。そのため、海外では両替ができません。だからイギリス以外の国へと渡る際は“思い出”以上の額のスコットランド紙幣を持っていかないように注意も必要ですね。
2008年11月11日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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