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201409305621

妊婦 in the city

妊婦 in the city

 働き妊婦の大変な点といえば、初期のつわりとの闘いだと思います。つわりがない人や軽い人もいるみたいなのですが、わたしは割とヘビーなつわりが妊娠発覚とほぼ同時くらいから3か月近く続きました。つわりと一口に言っても自分で体験してみるまでこの感覚は理解できませんでした。またつわり中とはいえ、妊娠の初期段階はイマイチ会社やまわりの人にも大々的に発表しかねる時期でもあるので、絶妙に気持ち悪い中毎日満員電車で通勤し仕事をしていました。幸い今の仕事はかれこれ5年ほどやっているので、パフォーマンスがいつもより下がっているのを上手くカバーしながら(本当にうまくできていたかはナゾ。。多分かなり下がっていたはず)自分のペースを見て進めていきました。それでも前の日の晩ほとんど眠れなかった日や朝からひどい吐き気のある時は休んでしまいましたが、休んでお家に一日中いるよりかは会社に来た方がある程度気が紛れるので、体力は使いますが何気に仕事をしていることが、わたしにとっては一番のつわり対策でもありました。


 わたしの場合は食べつわりと吐きつわりと匂いに敏感になるタイプだったので、食べていないと気持ち悪いけど、食べれるものが全然ないし、食べてもすぐ吐きそうになってしまう。。という奇妙なループの繰り返しでした。中でもつらかったのが、妊娠前は大大大好きだったコーヒーが苦手になってしまったことでした。(つい今年の4月にロンドンのカフェ事情を記事に書いたばかりなのに「コーヒー天国 小さな贅沢」)朝は会社に着いたら、まず1杯コーヒーを飲んで、食後にまたもう1杯、そして午後のおやつの時間にもう1杯。と仕事はカフェインと供に!というキャッチフレーズを作りたいくらいコーヒーが好きだったのですが、飲めない、というかコーヒーの匂いすら嗅げなくなってしまいました。わたしのオフィスはデスクエリアの真ん中に大きなキッチンがある作りなのですが、わたしのデスクはとてもキッチンに近いため、コーヒーラッシュアワーになると、自分の席にいるのも辛い。。。という感じでした。それでもやっぱり家で休んでいるよりは会社に来てある程度緊張感のある環境にいた方がつわりの症状も和らいでいました。その代り、家に着いた途端トイレに直行、ということもよくありましたが。

 その他には、直属のイギリス人の上司には結構早めの段階で自分が妊娠していてつわりが結構つらい、ということを言ってありました。とてもやさしい上司なので、特に言ったからといってわたしの仕事の量がすごく減ったわけではないのですが、気持ち的にラクになったのがよかったところだと思います。ただ、わたしがつわりで一番つらい時期と休暇シーズンが重なってしまったため、同僚たちが変わりばんこで休暇を取る間、いつも以上の仕事がまわってきたのがなかなか辛かったです。イギリスというか、ヨーロッパでは休暇はとても重要なので、ロンドンオフィスやその他のヨーロッパオフィスの人たちが休暇を取ってる分、8月まで休暇のなかったわたしはしわ寄せがかなり来て、毎日綱渡り状態で仕事をまわしていました。。。


 
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2014年09月30日(火) written by Ayako from (イギリス)
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