PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201108164041

電車におけるマナー

電車におけるマナー
無料新聞のMetroが伝える暴動のニュース
ニュースや紙面は先日ロンドンで始まった暴動に関する記事で覆い尽くされています。ここ数日は私の住むヨークでも、警官の数は通常よりも多く配置され、暴動がすぐそこで起こってもおかしくないのだと感じます。
個人的に英国に来て以来(4都市以上に住みました)、昼に小学生にたかられる、日中パブから酔って出てきた人に絡まれる、冬の道でタバコを投げられるなど、“闇”の部分の経験をしてきた私にとって、今回の暴動はその延長にある気がして、とても怖く感じました。政権や社会に不満がある人々はどこの国においてもいるのではないかと思うのですが、「暴力」がその表現手段となっては、傷つかずに済むものまでにも被害を及ぼしてしまいます。

電車におけるマナー
アルコール禁止を伝える看板
さて今回の本題は電車のマナーについてですが、8年前に渡英したときは、電車の中でビール(500ml缶6本)を持つ人々や、ビール缶片手に1人で乗車してくる人をよく見かけました。たいていの人は疲れて寝るか、またサッカー観戦をして上機嫌で歌って飲んでいる人がほとんど。騒々しい反面、歌う酔っ払いに関しては、ちょっと英国人の他の一面を見たような気がして恐怖とは無縁でした。しかし数か月前、ヨークから北東にある街へ向かう電車内での、決まった曜日の決まった時間(夕方から夜)のアルコールの持ち込みが禁止になりました。これは飲酒による人のマナーが悪化したのが理由だそうで、車内監視カメラも前より増設されました。先週ニュース読んだのですが、日本でも電車内において飲酒した人に関する通報が増えたとありました。「酔っていた」と言えばそれまでという人もいるかもしれませんが、公然において人に恐怖を与えてしまっては「飲んで忘れた」では通用しません。
若者を中心とした暴動が起こった今、今後この国がどのようにそれに対処していくのか、また電車を含める公共でのマナーに変化があるのか―。国に関係ないことであると思うので気になるところです。

2011年08月16日(火) written by Muchiko from (イギリス)
Comment(0)


イギリス関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。