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イギリス鉄道事情

イギリス鉄道事情

イギリスの列車自体は、案外乗り心地がよいものです。

日本でも見られるようなボックス席があり、快適なテーブルまでついています。列車の中では無線LANが利用できたり(利用料は別途)、コンセントもついているので、移動中に携帯電話の充電だって出来てしまいます。しかも、特急列車でなくても車内販売のサービスがあります。
ただ、イギリスの列車を利用する上で、必ず押さえておきたいことが主に2つあります。

イギリス鉄道事情

1つは、切符の料金が一定でないこと。
切符の料金は、利用する時間帯や旅行日程になどによっても大きく違ってきます。同日に戻ってくるなら、チープデイリターンチケット(日帰り往復切符)が断然お得です。これは、シングルチケット(片道)とほぼ同料金。
また、通勤ラッシュの時間帯をできるだけ避けて、利用するのも鉄則。2倍近く料金に差が出ることもあるからです。利用する前に、一番お得な切符はどれかしっかりとチェックしておきましょう。

2つめは、日本のように、行き先別にプラットホームが分かれていないこと。同じフラットホームから、違う行き先の列車が出発することがあるので、混乱することがあるかもしれません。1度確定したホームが変更になる、なんてこともよくあります。もし、日本で山手線が今回は1番線、次は3番線、なんてことがあったら大混乱ですよね。とても要領が悪いように思えて仕方がないのですが、こんなことがイギリスでは当たり前なのです。

イギリス鉄道事情

これは、British Rail(BR)が、1994年に分割民営化されたことが最大の原因のようです。異なる会社同士でプラットホームを共有している上、各社においてサービスが異なったり、線路の交換作業が発生しているため、ダイヤの乱れが半端ではありません。

また、運行途中に何らかのトラブルなどで止まることも、日常茶飯事。いかに日本の電車サービスが優れているか、実感することとなるでしょう。
2007年08月03日(金) written by Miyo from (イギリス)
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