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ワールドカップ2010

ワールドカップ2010
思わず応援したくなるイングランドチーム
ホットな話題といえば、もちろん『ワールドカップ2010』。確かに興味のない英国人もいるのですが、ある人が周囲に多いのが今の私の現状。全く“フットボール”に興味のなかった私も、イングランドのフットボール熱に犯されてしまい、窓際に小さい旗を飾ったほどです。すでにイングランドは2試合が終わりましたが、「ワールドカップ」の試合で面白いと思う場面があったので紹介したいと思います。
まずは本戦前にイングランドがチャリティーのために行った試合でのこと。対戦相手は"ROW"。皆さんお分かりですか?"Rest of the World" (その他の国全部)です!歌手のロビー・ウィリアムスをキャプテンに意気込むイングランド!・・・だったのですが、試合は1対0でイングランド“以外”の国が勝ち。ちなみにROWと言っても、ウェールズやスコットランド、北アイルランドのプレーヤーなど、ヨーロッパ中心に構成されたチームでしたが。

ワールドカップ2010
予想外にがんばっているのはスイスと日本?
次に本戦。イングランドは初戦がアメリカでした。試合前のCMで、英国では有名なプレゼンターであるAdrian Chilesが、その試合直前のコマーシャルで「アメリカに“サッカー”と“フットボール”の違いを教えてやる!」といっていました。彼はその後スタジオで中継もしていたのですが、試合展開はなんとキーパーのグリーン選手がボールを取りこぼし、アメリカに予想外の1点が入ってしまいます。結果はドローになりましたが、この1点に対しスタジオのテンションは下がる一方。しまいには「いや、イングランドは今までずっとよいキーパーがいないのが問題なんだ!」と“キーパーにだめだし”談議に花が咲き、そうかと思えば、水を打ったように「はぁ~」とため息の聞こえるくらい静まりかえるスタジオとなっていました。
第2戦目は両プリンスが見守る中の試合。相変わらず観客席はイングランドの旗が舞い、ブブゼラに負けない国歌斉唱が会場の雰囲気を盛りたていました。私のフラットの外では、ブブゼラを吹いている子供が出現しはじめました!イングランドは盛り上がっている!・・・が、結果はまたもドロー。スタジオはテンションがさがっていましたが、「いやもう一試合あるんだ!」と自分たちを励ましているように感じられました。

町を歩けば、散髪屋の窓に『ワールドカップでイングランドが優勝したら、1週間はカット無料!』と国旗が掲げてあり、他にも、イングランドが優勝すると全額返金だからテレビを買ったと教えてくれた友人もいました!人々の意気込みが並々ならぬものだと感じます。
“サッカー”との違いはわかりませんが、“フットボール”は「思いがけないシーンがつき物」で、興味がない私でも「簡単に熱が入ってしまう」ということだけは、体感できたように思います。巷では沢山のフットボールの恩恵があるようだし、イングランドの快進撃を色々な意味で期待したいものです。

2010年06月22日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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