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新型コロナの影響下で生まれたポジティブな取り組み 
A positive approach occurred under the COVID-19

新型コロナの影響下で生まれたポジティブな取り組み
ディーサイド蒸留所が製造する手指用消毒液
(写真:Scotsman)

 イギリスでロックダウンが始まって約1か月。長引く外出禁止やソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の影響で、心身の不調が出始めている人も少なからずいるようです。そんななか、スコットランドでは人々の生活を少しでもサポートしようとする企業や団体が現れています。

 RSNO(ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団)は、自宅でも音楽を堪能してもらおうと、オンラインコンサートを企画。毎週金曜日の夜7時半からクラシック・コンサートを無料配信しています。Spotifyなどのサービスを利用した有料コンサートもあります。Scottish Book Trustは通常、図書館で開催している子ども向けの絵本の読み聞かせ会をロックダウンの期間中に限り、毎週月曜日にオンライン配信しています。

 スコットランドのクラフトビールメーカー、BrewDogはアバディーンの蒸留酒製造所の施設を利用して、手指用の消毒液「Punk Sanitiser」を製造し、NHS(国営医療サービス)への無料供給を始めています。また、スコットランド中のジンメーカーやウイスキー蒸留所が各リソースを活用して、消毒ジェルの製造に急ピッチで取り組んでいます。

 私の友人や知人のなかにも、オンラインで音楽やダンス、ヨガを教えている人たちがいます。厳しい状況下でも少しでも気持ちを明るく、楽しく過ごそうというポジティブな取り組みの数々。できるだけ早いうちにロックダウンが緩和・解除されることが一番ですが、こうしたポジティブな動きはどんどん増え続けて行って欲しいものです。

<参考サイト>
・Scottish Book Trust <https://www.scottishbooktrust.com>
・RSNO <https://www.rsno.org.uk>


2020年04月28日(火) written by Miyo from (イギリス)
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