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賃貸で気を付けたいこと

賃貸で気を付けたいこと
賃貸で流し・トイレの
水回り状態のチェックは必須
英国で暮らして数年が経ち、引っ越しが多かったのですが、現在暮らすブライトンは「同じ家」に3年続けて住んでいる…という私にとって初めての長期1か所暮らしとなっています。
ここにきてつい先日、ついにトイレから水が溢れると言う最悪の事態を経験することになりました。金曜の夜、パートナーから「あ、そういえば最近トイレの水があがってくるんだよね」とサラリと報告があり、まさかと思ってためしに流したところ、上がってくるどころか、あふれるほど!

ひとまず「あふれ続ける状態」ではなかったのですが、まず次の日の朝までトイレは我慢…という緊急事態に。原因は2つあるトイレが1つの排管を共有しているだけでなく、その排管の配置に傾斜がほとんどないため流れが滞り、さらにトイレ給水タンクの水がたまりにくくなっていたことだと大家に言われましたが、「これは住んでいる人の責任だ」と言われ議論になりましたが、それでもトイレを使用できない事態は解決すべく、朝一番にラバーカップ(先にゴムがついたやつで、カパカパ吸引するやつです)を買いにDIYショップに走ることに。(これは安いやつは絶対だめです。私が使用したのは小さいけど強い『Kingfisher Homeware』のもの)

自宅に帰ってきてから使用して、なんとか詰まりは取れて流れるようにはなりましたが、「おそらくよほどたいてい奥でも詰まっているはずだから、同じことが起こるよ」と店員さんには言われたのもあって、大家に再度相談。でも「これは住んでいる人…」となかなか応じてくれない…。

もちろん、契約書を見ても見えない部分までの排管は明らかに大家の責任。今現在はまだ話し合い中ですが、どうやら長いこと議論が続きそうな気配でうんざりしています。ふと、ある日同僚が言っていたことを思い出しました。「イギリスの家は古くて、配管や電気系統が弱いところが多い。だから賃貸の場合は2年以上住むべきじゃない。じゃないとデポジット(保証金)をすべてとられるよ」と。

ずっと引っ越しをしていたのであまりこういう機会に遭遇したことがなかったのですが、いざ経年劣化の責任をたかが3年暮らして負わされそうになっている現状に、同僚の言葉が胸に響きます。

トイレや流しは日常で使うもの。英国には昔式のトイレの管などが壁に埋め込まれているタイプのものもあり、これが不具合を起こしたときは、壁を取り壊すことにもなるので、大家が腰を上げずに長期議論になることもあるとのこと。トイレタンクなどのアクセスのよさなども、「万が一」を考えると絶対に考慮した方がよいポイントです。

みなさんは賃貸契約(長期)をするとき、特にプライベートの場合などは私のような失敗を繰り返さないためにも、くれぐれも慎重に。

参考までに大家と借主の責任などを示した公式ページをご紹介します。
GOV.UK [private renting for tenants: tenancy agreements]
https://www.gov.uk/private-renting-tenancy-agreements

*また日系企業のJAC Strattonsのサイトで賃貸契約の手順がわかりやすく書いてあります。同意できない項目などはしっかり話し合い、同意次第で変更もしてもらえることができます。
http://www.jac-strattons.co.jp/cms/不動産契約/契約の手順.aspx

2014年02月25日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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