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きっかけとしての日本文化

きっかけとしての日本文化
cosplayという単語があることを初めて知った。
 渡英する前は、きっと海外の人からは日本食のことや渋谷・原宿、秋葉原のことなどをきかれるのだろうな、と思っていました。お寿司ってどんな種類があるの、とか、渋谷って買い物天国なんでしょ、とか、オタクって何なの、とか。ところが実際は「ワンピースおもしろいよね」「ジブリの中では『千と千尋の神隠し』が一番好き!」「合気道やったことあるよ」という声でした。私はワンピースを読んだことがないし、恥ずかしながら合気道のルールも知りません。彼らが想像以上に日本のことを知っていることに驚きました。
きっかけとしての日本文化
着物+小物+写真撮影で10ポンド。
 特に若い人は日本のアニメやマンガなどいわゆるポップカルチャーにとても興味があるようで、それは先日行われた日本文化をテーマにしたイベントでも感じることができました。会場ではマンガの主人公やアニメのキャラクターの格好をした人たち、いわゆるコスプレをした人たちの姿を多く見かけました。髪、服、メイク、小道具、どれも完璧です。
 イベントでは、コスプレ衣装の他に浴衣や和柄の小物が売られていたり、ロンドンにある日本料理店がブースを出していたりと盛りだくさん。習字を体験できるコーナーや、間近で柔道を見ることができるステージなど、さまざまな角度から日本文化を体験できるようになっていました。
きっかけとしての日本文化
カードゲームのやりかたを
真剣に聞く人たち。
テレビ画面で対戦ゲームを
するコーナーもあった。
 海外の人に日本のことを知ってもらうためのイベントでしたが、私にとっては彼らが日本に対してどのようなイメージを抱いており、何に興味を持つのかを知る機会でもありました。
 興味を持ったきっかけは何であれ、実際に日本に来てもらうということ。知らなかった日本を発見し、自分だけの日本を見つけ、感じてほしいなと思います。私が英国でそうであるように。

2012年03月02日(金) written by maho from (イギリス)
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