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パンダが街にやって来た!

パンダが街にやって来た!
動物園のエントランス
昨年12月に中国よりジャイアントパンダがエディンバラ動物園にやってきました。オスのYANG GUANGと、メスのTIAN TIANの2頭のカップルはバグパイプ演奏に迎えられ、中国からパンダ特別便によって10時間半の旅をして新居に到着をしました。今は別々の檻で暮らしていますが、近々カップルで過ごすことになりエディンバラでの初ベイビー誕生が望まれています。

このジャイアントパンダ達は、中国と英国の友好の証として中国より年間60万ポンド、10年間の契約で貸し出されます。多額の資金が必要な為、反発があった一方、中国の政治・経済・文化をより多く英国に取り入れたいと願う人達が多かったのも現実です。事実、エディンバラには多くの中国人が住み、市のサービスもEU圏の言語の他、中国語の翻訳が加わっていることからも中国への扱いの重要さが伺われます。

ご存知の通り、パンダの主食は笹です。この国でどうやって竹を手に入れるのか疑問に思いませんか?イギリスでは、ほとんど竹やぶを見かけることはありません。パンダは、1年で2階建てバス1台分の竹を食べるそうです。(イギリスらしい計算ですが想像つきますか?)そんなに多くの竹を手に入れることは、計画当初からの課題でした。が、実はドイツにヨーロッパいちの竹農場が存在する様でそこから輸入をすることが決定しました。この農場では、ヨーロッパにある他3箇所の動物園へも納入をしているそうです。輸入にかかる費用と日数を考えると他にも対策を考えていかなくてはならないとのことです。

街のいたるところで、パンダの歓迎を見ることができます。お土産屋にパンダのぬいぐるみが置かれていたり、街中に旗が立っていたり。一番の発見は、市内を走るロジアンバスが、パンダバスになっていることです。私も偶然、数回かみただけでなかなか出会う機会がありません。見かけた日は、きっとラッキーな一日になるでしょう!バスの番号は、動物園方面行きの26番です。
2012年02月21日(火) written by アンナ☆マリア from (イギリス)
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