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パイルームで食べる絶品パイ

パイルームで食べる絶品パイ
また食べたい。。。
日本でパイというと、アップルパイとかホームパイとかパイの実みたく甘いデザートかお菓子を思いつくと思います。しかし、イギリスでパイと言えば断然メインディッシュのおかずになるパイのことを指します。しかも、パイとは言いつつも、シェパーズパイやフィッシュパイみたく、ミートソースやお魚のホワイトソース煮のようなものをサクサクのパイじゃなくて、マッシュポテトで覆ってオーブンで焼いても、パイ。また手のひらサイズの餃子くらいの大きさのサクサクじゃないパイ(というかちょっとショートブレッドに近い生地)で包んだお肉やポテトなどを煮たコーニッシュパイやでっかいお肉の塊を牛脂で作ったパイで囲って焼いたボリュームたっぷりのポークパイなど殆ど全部セイブリー(甘くない)系のパイばかりです。
個人的には例えば列車の旅に出る時に大きな駅の売店でコーニッシュパイを買ったり、ランチに気軽にサンドイッチショップでパイとマッシュを買ったりできるのですが、先日とても迫力のパイを食べに行きました。場所は丁度グーッチストリート駅とトッテナムコートロード駅の間らへんのちょっと隠れた通りにあるNewman Arms。表から見るとごくごくフツーのパブ。ところが、そのパブの2階にはおいしいパイを食べるためにある部屋、パイルームがあります。このパイルーム、週末の夜はとても混んでいて予約をしないと入れないこともあるのですが、部屋の雰囲気がロンドンというよりは、どこかイギリスの田舎町にありそうな昔ながらのパブの雰囲気を醸し出しています。サーブしてくれるウェイトレスの人もなんとなく、地元のパブの気さくな感じをしていて、自分がセンターのパブにいることを一瞬忘れてしまいます。

そして、メニューはパイとスウェットパイ(牛脂パイ)とデザートのみ。メニューは壁に貼ってある中から選びます。常時5種類くらいあるみたいで、わたしは今回はチキンとハムとポロネギのホワイトソースパイにしてみました。一緒に行った友達はステーキ&エールパイやマトンとドライフルーツパイ、ラムとローズマリーパイなどを頼んでいました。しばしビールを飲みつつ待っていると、特大サイズのパイが登場!パイがキツネ色にこんがり焼けて顔くらいの大きさに膨れて運ばれて来ました。サイドには蒸し野菜とマッシュ付。とてもじゃないけど、一人じゃ食べれないかも。。というボリュームで出てきました。仕事後にかなりおなかを空かせて行ったので、パイの大きさにビビりつつもみんな一斉にサクサクのパイを食べ始めました。イギリスにありがちなぼやけた味とは違ってどのパイも評判になるだけのおいしさ。わたしの食べたパイはやさしい味でいかにもおなかが空いてる時にがつがつ食べたくなる感じ。他のパイもそれぞれ全然違う味でとてもおいしかったです。全員なんだかんだ言って完食。そしてデザートまで食べてしまいました。この記事を書いているだけでもまたおなかが空いてしまうくらいおいしいパイ。また近々戻って次はステーキ&エールパイを食べたいと思います。
2014年03月18日(火) written by Ayako from (イギリス)
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