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冬の大バーゲン

イギリスでは、クリスマス明けの12月26日(ボクシング・デイ)から一斉に冬のバーゲンが始まるのが恒例となっていますが、今年はそのバーゲンもどうやら様子が違うようです。

イギリスの一連のメディアによると、2007年のクリスマス商戦では各ショップとも大苦戦し、例年に比べて売れ行きがよくなかったそう。銀行の利子(interest rate )の上昇などの影響が主な原因とも言われていますが、4月からのカウンシル・タックス(council tax)の値上げなど、その他いろいろな要素が絡んでいるようです。
いずれにしても、2007年のクリスマスはイギリス人の財布の紐が固く、クリスマス・ショッピングにかける費用を削った人が多かったみたいですね。

特に、いわゆるハイストリート・ショップと呼ばれる、街のメイン・ストリートに並ぶショップではその傾向が顕著だったよう。このクリスマス商戦の不調を挽回するため、各ショップではなんと「最大75%OFF」という、例年には見られないほどの大セールを展開しています。

75%OFFともなると、ほとんど値段があってないようなもの!普段は「物価が高い」と感じるイギリスですが、今回のバーゲンばかりは「安い」と言わずにはいられません。衣服や靴、小物ばかりでなく、電化製品からデパートのジュエリーまで、あらゆるものがこのバーゲンの対象になっているのです。これってすごいことだと思いませんか?

そして、バーゲンで必ずといって目にするのが、品物を返品する人たちの長蛇の列。イギリスでは「返品システム」が広く受け入れられていて、買って気に入らなかったものは、レシートと一緒にカウンターへ持参すると、キャッシュ・バックしてもらえるんです。バーゲン率といい、返品率の高さといい、イギリスの小売店はいったいどうやって収支をつけているのかと疑問が残りますが、お客さんという立場としては嬉しいことばかりです。
2008年01月18日(金) written by Miyo from (イギリス)
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