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201805156355

はしかの予防接種

 日本では、沖縄県ではしかへ感染した人が見つかって以来、名古屋、福岡、そして東京都の町田市でも感染した人が出たと言うニュースがありました。

この夏日本へ数か月帰国しようと考えていた私。ニュースで「20代から40代にははしかの予防接種が1回だけの空白世代がある」と読んで不安になりました。普段の生活はもちろんですが、旅行中の移動では(特に)疲労から風邪をひろったり、その他のウイルスをひろう可能性だってあるのです!

私はまさに1回接種の空白世代に該当するので、近くにあるトラベルクリニックにて予防接種を受けてきました!

 イギリスでも乳児の頃から必ずしなければならない予防接種は多くあります。ですが、その内容は日本の予防接種リストと少々違うものもあるので、日本に帰国する場合に、例えば自分の子どもに「任意で」日本では受けなくてはならない予防接種をさせてから帰国の途へつくこともあるかもしれません。このときに、相談できる場所がトラベルクリニック(Travel Clinic)です。トラベルクリニックの名称は予防接種などのサービスを提供している場所によって違いますが、だいたいキーワードとして「トラベル・クリニック」が入っています。私はかかりつけのGPと同じ建物に入っているクリニックを利用しました。

 電話でアポイントメントをし、当日赴くと、まずはカウンセリング室に通されました。私の場合は母国に帰るので、大幅に質問(例えば当地の環境、現地で必要な予防接種等々)はカット。そのまま予防接種となりました。イギリスでは、はしかだけの接種はなく、MMR(はしか、おたふくかぜ、風疹)の混合接種。接種料金は50ポンドでしたが、コンサル(いくら短くても…)料15ポンドも含まれて、計65ポンド。ちょっとした出費となりました。

他のクリニックではコンサル料金が無料のところもあるようなので、もし予防接種などを考えたときには、料金を検討するのが賢明かもしれません。

トラベルクリニックでは抗体を調べる血液検査(ちなみに、私の行ったクリニックではMMRの抗体検査は120ポンド!)やマラリア用のタブレットなど、予防接種以外のサービスも提供しています。

 夏休暇を利用して日本に帰る予定がある皆さんーもし心配があるようであれば、クリニックに相談してみるのもいいかもしれません。

サービスを提供している場所ー参考までに(*私が利用したところではありません。あくまでも参考です)

Superdrag Health Clinics
https://healthclinics.superdrug.com/



- 記事への追記です-
 改めて日本の麻疹のニュースについて色々アップデート記事を見ていたのですが、どうやら日本にも以前は三種混合MMRの接種があったようです。
現在MMRが行われていないのは、副反応の無菌性髄膜炎が1000人に1人程度の割合で発症したためだそうで、1993年には定期接種から除外されました。日本ではMMRがまったくなかったような記事になってしまい、申し訳ありませんでした。
 もし今後イギリスでMMRの接種を考慮される場合は、前述の副反応も可能性としてあることを知っておいてください!(私の行ったクリニックでは発熱の可能性のみ説明がありました)
(2018年05年17日 追記)

2018年05月15日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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