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プライド・ロンドン・パレード

プライド・ロンドン・パレード
スローガンを掲げてパレード
7月5日の土曜、ロンドンで大規模なゲイ・パレードが開催されました。目抜き通りのオックスフォード・ストリートからスタートする、この「プライド・ロンドン・ゲイ・パレード」。同性愛者の存在をアピールするために行われる世界最大級のゲイ&レズビアンのパレードとなっています。40ものグループが参加し、中には企業や団体を代表するゲイやレズビアンの方たちが行進するという大変オープンな雰囲気の中で行われます。
この日は初夏を感じさせるほどの天候にも恵まれ、なんと80万以上もの観衆が集まったそうです。オーディエンスは、ゲイ・パレードのシンボルであるレインボー・カラーの旗やユニオンジャックの小旗を振りながら、行進するゲイやレズビアンの参加者たちに声援を送ります。中には仮装した参加者たちもいて、見物人との記念写真に笑顔で応じる姿もありました。ピカデリー・サーカスのポイントで待機していると、行進するグループの中に映画「ロード・オブ・ザ・リング」や「ダビンチ・コード」でお馴染みの英俳優、サー・イアン・マッケランを発見!彼も自身がゲイであることをカミング・アルトしている有名人の一人ですが、大声援を受けて楽しそうに手を振っていました。

プライド・ロンドン・パレード
政治政党も参加
同性結婚も認められているイギリス社会では、同性愛に対する理解や考え方が日本よりもはるかに先進的であるように感じます。同性愛者であることそのものを問題視するのではなく、同性愛者に偏見を持つ社会を問題視できる環境を作っていくべきなのではないかと痛感させられるイベントとなりました。人権問題にもっと敏感になってこそ、日本も真の先進国だと言えるのではないでしょうか。
2008年07月11日(金) written by あっこ from (イギリス)
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