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『ハリーポッター』を見てみよう!

 『ハリーポッター』を見てみよう!
Bloomsbury出版
『Harry Potter and
a Half-Blood Prince』
(謎のプリンス)の表紙
先日、『ハリーポッターと死の秘宝』が公開になりました。長きに渡ったシリーズもついに完結編へと突入です。私も最初は読んでいたのですが、年齢がいくにつれて、少し距離を置いてしまっていました。ただ、公開を期に、また読み返してみようかなと思っているところです。
さて突然ですが、原書で読んだことのある人はどれくらいいるのでしょうか。私は留学直前に『ハリーポッター』が出版されたこともあり、ひとつの知識として翻訳版で読みました。抽象的な表紙と、自分の想像のハリーを胸に渡英をしてみてびっくり!本屋の棚にあるのは、なんともリアル(?)なハリーの表紙!英国児童作品の予期せぬ「リアリズム」に、なんとなく「これが英国かぁ」と、妙な納得さえ覚えました。

 『ハリーポッター』を見てみよう!
同じく『Harry Potter and
the Deathly Hallows』
(死の秘宝)の表紙
ところで、“ブリティッシュイングリッシュ”を学びたければ、『ハリーポッター』が最適のツールになるかもしれません。話題性は当然のこと、ストーリー背景は「英国文化」が中心、それを見る楽しみもあるからです。個人的には、映画で描かれる学校背景に今でもあこがれを抱いてしまいます!ボーディングスクールと同じく、寮に住み、上級生が下級生の面倒を見たり、各寮の“カラー”があったりします。『ハリーポッター』には4つの寮が出てきますが、各寮の制服や旗などのシンボルや色などが、個人個人の「所属」先を明確にしているところに、なんともいえない「英国らしさ」を感じるのです。日本でも校章などは学校にありますが、実際に着用する人は少ないですよね・・・。ですがここ英国では大学名の入ったトレーナーを着たり、学部名、はたまた自分の名前まで一緒に明記しているTシャツを着たりしている人も当たり前のようにみかけます。英国における所属意識はとても高いのです!
現在に生まれたファンタジーであり、随所にCGが多用されており、好き嫌いはあるとは思いますが、渡英される方は、一度は観てみても損はないと思います。この機会に、ハリーの世界へ足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
2010年11月23日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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