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ロイアルウエディングの舞台裏

ロイアルウエディングの舞台裏

4月29日は皆さんご存知の通り、ロンドンでは約30年ぶりの王室結婚式がありました。イギリスでは、ここ2、3週間はこのロイヤルウエディングで一色でした。私も特設モニターがあるトラファーガースクエアーにて鑑賞していました。町には色々な場所に特設会場があり、ウエディングルートではなくても朝早くから場所取りが始まっていたようです。私が到着すると既に疲れて仮眠を取っている人もいました。ヨーロッパ圏内からの観光客の方がとても多かったです。

さて今回の結婚式は様々な意味で注目されていました。キャサリン妃が王室に入る初めての一般の人であり、初めての大学卒業学位を持ったプリンセスであり、また彼女の家族の王室好きも注目されたりしました。そして、なによりもウィリアム王子は、故ダイアナ妃とチャールズ皇太子の長男であり、イギリスで未だに人気がある故ダイアナ妃にとても似ています。王室の中ではとても人気があり人柄も大変良いと言われています。彼は、世間離れすることなく、軍で働いていますしダイアナ妃同様、チャリティー活動にも力を入れています。とても以外な小さいNPOなどにも寄付しています。そんな若い二人が新しい風を運んでくれた気がします。

ロイアルウエディングの舞台裏

イギリスは階級社会ですので、一般の人が王室に入るというのは、新しい風穴をあけた印象が社会的にあります。一般の人に夢を与えたという印象です。昔からの階級社会ですので、それぞれの階級で話す英語も異なります。お金持ちにはお金持ちの発音があり、労働者階級には労働者階級の発音があります。今回の結婚はとても喜ばしいことですが、一般の世界では真逆のことが起こっていることも事実です。新しい政権になり、教育、医療、芸術などの予算がどんどん削減され一般の国民はとても大変な時期を迎えています。残念ながら階級社会はさらに差が開いていると言われています。公務員の失業者もこれから増えますし、大学の授業料もあがります。移民に対する法律もどんどん厳しくなっています。

そんな暗いニュースが続いている今だからこそ、この微笑ましいニュースがとても注目されていたのかもしれません。

2011年05月06日(金) written by ジンジャー from (イギリス)
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