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世界の祝い事を楽しむ

世界の祝い事を楽しむ
巨大な聖パトリックが練り歩く
 3月16日にロンドンで聖パトリックを祝うセント・パトリックデイのパレードが行なわれました。マーチングバンドやアイリッシュダンスの行列、巨大なセント・パトリック人形が、ピカデリー通りを練り歩いて行きます。いつもは交通量の多いフォートナム&メイスン前が、あっというまにアイルランド色に染まってしまいました。アイリッシュ音楽をかなでるフィドルの音色が響き渡ると、もうそこはロンドンではなくダブリン(アイルランドの首都)にいるかのようです。この行列は、このままトラファルガー広場に流れ込み、広場ではコンサートなどのイベントが開かれます。アメリカと同じく、イギリスにも多くのアイルランド系移民が住んでいるので、セント・パトリックは大きなお祭りとなります。
様々な人種がいりみだれるロンドンでは、イースターが近くなると、過ぎ越しの祝いと言われるパスオーバーを祝う人々が登場します。ユダヤ系の伝統であるパスオーバーの歴史は古く、ヘブライ人たちがモーゼとともにエジプトから脱出したことを記念したことから始まったと言われています。レオナルド・ダビンチの絵画「最後の晩餐」はキリストや弟子達がパスオーバーを祝っている風景であるそうです。ロンドンは、ユダヤ系の人たちが多く住むところでもあるので、あちこちでパスオーバーの祝いを目にすることができるでしょう。

中国の旧正月の文化もすっかりイギリスに馴染んでおり、イギリス人でさえも旧正月を祝ってチャイニーズレストランに鍋を食べに行くと言う人たちも少なくありません。こうして、様々な文化をとりいれ、みんなでお祝いをするという文化も楽しいものですね。
2014年03月28日(金) written by あっこ from (イギリス)
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