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英国で桜を愛でる

英国で桜を愛でる
ヨークの城壁の春シンボル「水仙」
3月下旬に日本からの渡英をしました。東日本大震災のあった日に帰国し、2週間という短い帰郷。さみしさを抱えた旅行はしたことがなく、このような災害がまた起きないよう願うばかりです。コントロールのできない「自然」ですが、ヨークに帰ってきた私を迎えてくれたのは、その「自然」の美しさでした。
ヨークは城壁周囲に咲くDaffodils (水仙)でも有名ですが、桜の木もところどころにあります。私の家の近所にも2本の桜が植わっています。ヨークで迎えた初めての春に見たこの2本の桜は、それ以降、私の心のよりどころとなりました。

英国で桜を愛でる
桜の美しさは英国も同じ
最近のことです。朝のジョギングコースにある公園の周囲にあるリンゴの木の花(桜みたいなのです)を眺めていました。すると「あ、もしかして日本から?前にもそんな子を見かけたのよ」と話しかけられました。実は前に、エディンバラに住んでいたとき、大学図書館近くの桜を眺めていたときも経験したので驚きました。私の前にいた日本人の方が、きっと遠い祖国を想って眺めていたことがあるのでしょう。
被災後の日本人の行動に、世界各国から尊敬のまなざしが集まりました。先日チャンネル5で、英国レスキューチームの被災地でのドキュメンタリーがあったのですが、人々が口を揃えて言っていたことは、有名な本の題を借りて表現すれば「日本人の品格」ということだと思います。自然への畏怖と尊敬、これらを知っていることが、海外からの尊敬を得たということにつながったのかもしれません。

私も、自然への畏怖を忘れることなく、同時にその力を借りて、今の私にできることとして、さらなる役立つ情報や、興味をそそるような英国の情報配信をしていきたいものです!
2011年04月12日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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