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イギリスの雪対策は?

先週末から全国的に大雪に見舞われているイギリスです。エディンバラもこの週末はついに氷点下10度近くまで下がるという予報が出ていて、これからますます寒くなりそうです。つい先日、ウェールズと北アイルランドでは、氷点下18度というこの冬の最低記録を更新したとか。

雪の深さは20センチあるかないかというところなのですが、飛行機のキャンセルが相継ぎ、学校も閉鎖、予定されていたイベントもキャンセルという始末で、なんとなく北国なのに雪には弱いという印象を受けるイギリスですが、それでも日本よりも進歩していると思う点がいくつかあります。

1つはみんなスノーブーツや長ぐつ、ゲイター(山登りで使う泥除け)、ウォーター・プルーフなどの雪対策グッズを持っていて、きちんとそれらを身につけて街を歩いていることです。また、スキーを履いて学校や会社に通う人々もこの冬、初めて見かけました。

また、万が一会社に来られなくなった時のために、家からも仕事が出来るようなシステムがよく整っていること。社内のイントラネットや内部データにも外部からアクセス出来、もちろん、会議も電話で行われるのでそれほど支障なく仕事ができます。イギリスでも、日本並みに遠くから通勤する人が多いんですよ。

また、かなり驚きなのは、雪が降ってもスノー・タイヤやチェーンを使わずに運転していること。もちろん、バスなどの公共交通機関もです。これらの普及率が低いという理由もありますが、車道に撒かれる凍結防止用の塩だけで十分と信じている人が多いのも確か。普段はそれほど雪も降ることがないのですが、これほど雪が降ってもスノー・タイヤが普及する気配がないのもいかがなものでしょうか。

2010年12月03日(金) written by Miyo from (イギリス)
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