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秋の夜長におすすめ読書

秋の夜長におすすめ読書
名だたる大学の教授陣が著者の
A Very Short Introduction シリーズ
10月末には冬時間となり、イギリスと日本の時差が9時間になります。より夜の時間が長くなり、当然家にいる時間が増えてくるので、編み物、映画鑑賞、それともひたすら寝る・・・など、何をするか迷うところ。
ここでお薦めしたいのが読書。ここ英国の本屋はどこも充実しており、「3 for 2」(3冊で2冊分のお値段!一番安い本がただになります)のセールをしていることもしばしばです。

さて、私が大学院時代、大学時代から専攻を変えたこともあって、留学前に読んだ本がありました。それは岩波書店が出している『文学理論〜一冊でわかる〜』シリーズ。専攻に関する本で、ある程度文学理論の歴史などをカバーしているのに、薄くて持ち運びしやすく、かつ見た目もシンプル。この「簡単にわかりそう」な本を偶然見つけて即購入したのでした。もちろん日本語だったので、不安の度合いは変わらないままの留学生活を始めることになったのです。
秋の夜長におすすめ読書
電子辞書と比べてもこのサイズ
しかし驚いたことに、初めの講義で先生が薦めた本の一冊が、なんと『一冊シリーズ』の原書、オックスフォード出版の出している『Literary Theory -A Very Short Introduction-』だったのです!著者は、ジョナサン・カラーという、文学理論の世界では有名な人物。「見た目が薄いし・・・」など、ちょっと半信半疑だったのですが、内容はお墨付きであることが判明しました(少なくとも文学に関しては)。
最近だと、わからないことは概要の知れるWikipedia(ウィキペディア)でという人が多いのではと推測するのですが、それでもこの本は購入の価値があります。なぜなら、その研究の一人者が責任を持って書いているからです。

私は今でも、文学理論や心理学の他にも、興味を持ったものの概要を知るきっかけとして、この本を購入しています。英語の勉強にも、一般教養を高めるためにも、この本はとても重宝すると思います。夜長に一冊、どうでしょう。


2010年10月26日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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