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卒業式の服装は?

卒業式の服装は?
卒業生が集うホール。卒業生全員が参加する
とは限らない英国の式
1月は半ば過ぎに、知人の大学の卒業式に参列しました。家族総出で来ている学生、赤ちゃんを抱きながら卒業生用のガウンを身にまとっている「お母さん学生」など、様々な学生を見ることができ、よい雰囲気が大学にあふれていました。
英国では式は年に2度(夏と冬)行われるところが多く、夏に卒業論文を終えた院生が夏ではなく冬の式に参列することができたり、海外に住みながらも博士課程を終えたというマチュア・スチューデント(mature student:成人の学生)がはるばる英国に戻って卒業式に出席できたり、日程を選べる大学が多くあります(各大学の規定による)。

服装ですが、夏は多くの女性が豪華な羽付き帽子を被っているのをみかけましたが、冬の今はコートにストールを羽織っていた人がほとんど。学生の中には、ガウンを着るからなのか、ジーンズをはいた学生や、女子学生の中にはホットパンツをはいていた子も多く見かけられました。大学によると思うのですが、私が卒業した大学は「男子・女子学生共にフォーマルな服の着用の義務づけ。色は黒、紺などの地味なもの。タータンの着用は許可」となっていました(ちなみに私は着物で出席)。「式」なので、個人的にはフォーマルな方が節目にふさわしい気がするのですが、これも学校のカラーというものなのでしょう。

式には、学長や各学部長やなどの主要なポジションの人が出席するだけで、講師など全員の出席があるわけではなく、式当日も普通に授業は行われています。式の内容自体はあくまでも「学位授与」が目的なので、開会の言葉、聖歌隊の合唱、学位授与、学長の言葉、そして生徒退場。短くて「いざーさらーばー」という『蛍の光』の歌詞がしっくりくるような、シンプルなものでした。ですがシンプルながらも「学生に戻りたい!」と思わせてくれるような、アットホームなもの!みなさんも近くに大学があれば、ぜひ卒業式の雰囲気だけでも味わってみてください!
2011年02月01日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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