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イギリスのマタニティーシンボルマーク

イギリスのマタニティーシンボルマーク
配布されているピンバッジ
今年で150周年を迎えるロンドン地下鉄の記念イベントにロイヤルファミリーが招かれました。その際、懐妊を発表したキャサリン妃も出席をし、職員からマタニティーシンボルマークを贈呈されていました。とても嬉しそうに受け取っているのが印象的でした。
このマタニティーシンボルマーク、とてもシンプルなもので"Baby on Board"とかかれたピンバッジになっています。希望をすれば、妊婦の方に配っているとのこと。車両には、もちろん優先席がありますが、このバッチをわかりやすい所につけていれば、周りの乗客に知ってもらうことができます。さて、このバッチはロンドンでは役に立っているのでしょうか...

同じような物が、日本でも利用されていると聞きました。ただ、まだまだ受け入れられていないようで、妊婦が罵倒を受けるという悲しい記事を多く見かけました。

ここエディンバラには地下鉄はありません。通学通勤は主にバス使用となります。私はロジアンバス会社を利用しています。車内前方には必ず優先席、ベビーカー・車椅子用スペース、さらに乗車下車の際に車体が低くなったりとバリアフリー仕様になっています。いまのところマタニティーシンボルマークはみかけません。というのも、こちらでは譲り合いがとても頻繁に行われているからです。すべての人...というわけではりませんが、年配への配慮やレディーファーストの延長上で妊婦への配慮もされているのではないでしょうか。我先にと乗り込む人はほとんど見かけません。

こちらで公共交通を利用する時、日本にいたときの電車でよく目にした席の奪い合い、タヌキ寝入り...何であんなにせかせかしてたんだろうかとふと考えさせられる時があります。この譲り合い、私がエディンバラを好きな理由の一つでもあります。
2013年04月30日(火) written by アンナ☆マリア from (イギリス)
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