PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201111294210

通勤事情:東京VSロンドン

どこの大都市でも、公共の乗り物での通勤は大変なものです。東京での毎朝の通勤地獄はものすごいストレスです。。朝少し早く起きて、混雑を避けようと思っても、かなり早めに起きないとあまり変わらなかったりします。。ロンドンに来て最初の頃は、毎朝の通勤も別に全然楽勝♪と思っていました。しかし、時がたつにつれ、やっぱり、ロンドンもなかなかの大変さだな〜、と思うようになってきました。

まず、ロンドンの通勤と一口に言っても、バス通勤、電車通勤、地下鉄通勤、そのコンビネーション、また、どこに向かって通勤しているかにもよります。もちろん、毎朝のシティー方面への通勤は大変だし、逆方向だと、ガラガラの電車だったりします。わたしは毎朝シティーへ通勤なので、なかなかのラッシュ具合です。ひどく混んでる時は1,2本電車を待って、空いてそうな電車に乗るようにしています。

東京とロンドンの満員電車の違いはいくつもあるのですが、まず、ロンドンの電車に乗ってくる人たちの方がデカいです。日本人のようにコンパクトではなく、縦にも横にも大き目な人たちがすし詰めになると、やはり迫力があります。。また、ロンドンは人種のるつぼなので、朝の通勤サラリーマンも実にいろいろな人種が混ざり合ってすし詰めになります。男の人はスーツ、女の人もスマートな格好をした、大体50か国くらいから来た人たちが1つの車両にいたります。6人掛けのシート全員違う人種なんていうのも、当たり前の光景です。日本人のわたしのとなりは、イギリス人のキャリアウーマン風、そのまたとなりはターバンを巻いたシーク系のサラリーマン、そのお向かいは、ロシア語でテキストしている女の人、そのまたとなりはやたら濃い顔をしたラテン系の人、そのとなりは、ひげを生やしたアフリカ系のビジネスマン、なんていうのも、毎日です。普段は滅多に気にならないのですが、この時季風邪が流行ると色んな人が咳をしているのに、マスクはしていないので、正直何人かも分からない人が盛大にゴホゴホしていると、嫌だなぁ、と思う時もありますが、一冬越すと、免疫ができるらしく、多少のことでは菌は移りません。イギリスに来て、初めての冬を越すときに、よく風邪で会社を休んでいたら、同僚に、ロンドン菌に慣れていないからだよ、と言われてとても納得してしまいました。

またもう一つの違いは、こちらの通勤電車の中では、みんなMetroというフリー新聞を読んでいます。政治経済からゴシップまでありとあらゆる記事が載っています。そして、仕事帰りには、また違うフリーペーパー、Evening Standardを駅で拾って読んで帰ります。タダで駅の構内に積んであるので、みんな電車に乗る前に1つ拾ってから、という感じなのですが、問題なのは、読み終わってから、ポイっとその場に置いて行ったり、適当なところに置いて行ったりします。しかも、その読み捨てられた新聞をフツウに次の人が拾って読んでいたりするので、おもしろいなーと思います。ちなみに、こちらの人は、ページをめくる時に、かなりの勢いでベロっと指をなめているのを見かけます。。おじさんだけではなく、フツーにだれでもそうなので、なんとなく、わたしはセカンドハンドフリーペーパーを拾おうを思ったことはありません。。


2011年11月29日(火) written by Ayako from (イギリス)
Comment(0)


イギリス関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。