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スコットランドから見た、ロイヤル・ウェディング

ロイヤル・ウェディングのあった4月29日はイギリスでは特別祝日となり、イギリス国内がお祝いムードに包まれました。ここのところ大地震や竜巻、リビアの内部紛争など世界中で暗いニュースが多かった中、久々に明るい、おめでたいニュースでしたよね!ロンドン市内のパレードの様子を1日中、テレビで夢中になって見ていた人も多いのでは?

イギリスではロイヤル・ウェディングの際に、近所の人たちとストリート・パーティーを企画してお祝いをする、というのが伝統的な慣わしになっています。イギリス全国では5500、ロンドンだけでも825のストリート・パーティーが当日催され、1億人が参加したようですが、スコットランド全体で催されたストリートパーティーはたった20だったそうです。ひょっとしたらエディンバラでもストリート・パーティーなるものを見られるかも、と期待をしていたのですが、残念ながら1つも見ることはできませんでした。

ところで、スコットランドで20しかストリート・パーティーが企画されなかったというのには大いにうなずけます。そもそも、スコットランド人はロイヤル・ウェディングにはほとんど関心がなかったようで、実際、私の友人・知人たちも、声をそろえて、「興味?ぜんぜんないし、テレビでも見るつもりはないよ」と言っていました。

理由を聞くと、「結婚費用は、税金の無駄遣い」、「興味があるのはイングランド人くらい。スコットランドには共和国派が多いからね」という答えが返ってきました。どうやら、歴史的・政治的な理由であまりロイヤル・ファミリーを指示したくない、という理由が少なからずあるようです。

ウィリアム王子とケイト妃の出会いはスコットランドにあるセント・アンドリュース大学だったというのに、スコットランド人がそれを誇るどころか、あまり支持的でなかったということは残念に思えました。

2011年05月06日(金) written by Miyo from (イギリス)
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