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ブライトン・フェスティバル2013

ブライトン・フェスティバル2013
ローゼン氏の目がインパクトある
デザインの一部に
さて、今年もブライトンのフェスティバルとフリンジの季節がやってきました。5月4日から26日までの日程(フリンジは6月2日まで)で、コンサートからコメディ、討論会、参加型のワークショップなど、多くのイベントが開催されています。
残念ながら天気の影響もあってか、いつもより寒い日が続くブライトンでは、去年と比べて通りの賑わいは下火な気もしませんが、それでも会場に行けば満員御礼と言う状態です。
今年のフェスティバルのゲスト監督はマイケル・ローゼン氏。幼児絵本や本の著者として非常に有名で、『きょうはみんあでクマがりだ』と聞けば、ご存知の方が多いのではと思います。ローゼン氏は、絵本に興味のある人なら一度は聞いたことがあるはずの、児童文学作家クェンティン・ブレイク氏との共著も多数あります。

ブライトン・フェスティバル2013
お色直しされたクロック・タワー
彼が監督とあって、イベントには絵本や児童文学に関するものもたくさん!私はずっと好きだった絵本作家さん、ジュディス・カー(Judith Kerr)氏のローゼン氏とのトークイベントへ行ってきました。90歳になったカー氏は今でも現役の絵本作家。イギリスで誰もが知る絵本『おちゃのじかんにきたトラ』(『The Tiger who Came to Tea』)や、かわいいネコ、モグ(『Mog』)シリーズを出版しています。元々ドイツ出身で、ナチス・ドイツの政策に反対を示していた父を持っていたため、結果として国を離れることになったカー氏。あらゆる国を渡り、イギリスに落ち着きます。その間の経験を面白く語り、会場の人からの質疑応答、最後はカー氏による絵本の朗読(写真:『The Great Granny Gang』)で終了でした。ご本人の朗読はまるでCDを聴いているかのようで、夢心地。思い出に残るイベントとなりました。
ブライトン・フェスティバル2013
朗読された本の表紙
英国にいるからこそ体験できるイベントが多くあります。私が出向いたこのイベントは12ポンド。敷居が高すぎず、誰にでも開かれている感じがとてもよかったです。
曇り空の多い今年のイギリスですが、ブライトンへぜひ足を運んで、夏の始まりを感じてみてはいかがでしょう。
2013年05月21日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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