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イギリスで桜葉漬けに挑戦

イギリスで桜葉漬けに挑戦
イギリスで主流の八重桜

 先日、桜葉漬け(さくらばづけ)を作ってみました。そう、日本では桜餅や魚の桜蒸しなどに使われている、あの香りのよい桜葉のことです。
きっかけは桜の塩漬けを作ったという実家の母との電話。すでに桜の花は終わりかけだったので、桜葉漬けを作ってみることに。以前、毎年春ごろに一時帰国していた私は、料理好きな日本人の友人から「桜葉漬け」をお土産に頼まれたこともありましたが、なぜ今までイギリスで桜葉漬けを作ってみようと思ったことがなかったのか、不思議なくらいです。


 調べてみると、桜葉漬けには塩漬けにすると独特の芳香が出る、オオシマザクラやソメイヨシノが一番適しているようですが、手に入らなければ八重桜の葉でもそれなりの芳香が楽しめるようです。八重桜で作っている方のレシピもたくさん見つけることができます。どうやら、家の近所の桜は「フゲンゾウ」という八重桜の品種だということも分かりました。

イギリスで桜葉漬けに挑戦
1年程度寝かせると
桜の香りがしっかり楽しめる

 桜葉塩漬にはいろいろな作り方がありますが、ここでは塩のみを使ったものをご紹介したいと思います(酢を入れるレシピもあります)。
(1)桜葉をよく洗い、熱湯にくぐらせる(色止めをする)。
(2)桜葉を並べて塩をふり、重しを乗せて1時間ほどおく
(3)ジップロックの付いた袋かラップで包み、空気を完全に抜いて冷蔵庫へ
(4)半年〜1年寝かせる

 塩漬けを始めて数日で香りが出始め、1か月後には芳香成分(クマリン)が出るようです。また、塩水から取り出すと葉が変色してしまうので、今年は桜が満開になってしまってからだったので間に合いませんでしたが、来年は2分咲きくらいの桜の花を手に入れて、ぜひ桜の花の塩漬けを作ってみようかなと思っています。


2019年05月28日(火) written by Miyo from (イギリス)
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