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ロックダウンから1年 イングランド

ロックダウンから1年 イングランド
それでも季節は巡る

 3月も終わりに近づいてきました。イングランドが1度目のロックダウンをしてから1年です。この間に、ワクチン接種まで状況は進みました。まさか、ワクチンがこんなに短期間で接種できるようになるとは正直思いませんでしたが、長引くロックダウンによるいわゆる『コロナ疲れ』から解放されるのであればー、と言う人々の心理背景もあってか、イングランドでは接種率が着実に増えています。

 外ではスイセンが咲き、気温も少しずつ上がってきたと思えば、もうじきイースター休暇ですが、第3波を懸念し、フランスやポーランドではとても厳しいものではないと言え、第3波対策としての一部ロックダウンが開始するようです(3月20日時点の報道)。イングランドも、休暇中も気を引き締めて過ごせば、きっとボリス・ジョンソン首相の話にあったように、4月12日のさらなる規制緩和と、6月のコロナ規制の撤廃に向けて弾みがつくはずです。ただ、長いロックダウンと春の気配に押されて、やはり国内での遠出を考えている人が多いようにも見受けられます。

 各自の「意識」による自粛を求めると言うようなことを、ジョンソン首相は語っていましたが、規制を強めて経済まで圧迫するより、人々を信じて、日々を少しずつ取り戻していきたいと言うような印象を受ける、イングランド政府の発表した、6月までの規制撤廃の道のり。ちなみに、ポーランドの再ロックダウンの理由は、感染者の60%が感染力の強いと言われる英国の変異株が猛威をふるっているからだそうで、これを考えると、休暇中の自分の行動もいつか終わらせなければならないロックダウンのために「頑張ろう!」と思えます。皆さんも、何か少し先の将来の「これがしたい!」と言う目標を見つけ、今を乗り切りましょう。

 <参照サイト>
BBC News Website(3月20日付)
"Covid: France and Poland increase lockdown measures as infections surge"
https://www.bbc.co.uk/news/world-europe-56466223


2021年03月30日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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