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森歩きでハチに注意!  晩秋の北イングランド

森歩きでハチに注意!  晩秋の北イングランド
ハチは葉っぱの下で活動していることも!

 色鮮やかな葉っぱが舞い落ちて、冬支度の北イングランド。
この10月は中旬までは比較的週末の天気にもめぐまれ、森などへ散歩に行ってきました。
落ち葉を拾い、それを押し花にしてデコレーションするのが私の家では冬の楽しみとなっているのですが、それらを集めるのは幸せなひと時です。
さて、先日森歩きに行った森は、ニューカッスル中心から北へ約30分ほどのところにあり、そこは小さなカフェや遊具もあるところで、親子連れにも人気ですが、広大な敷地で犬を散歩させる人も多く、多くの愛犬家たちも集う場所です。

私たち家族はメインの歩道ではなく、たいてい森の木々の間にできている小道を好んで進んでいくのですが、今回は思いがけず子供が危険な目にあいました。

 と言うのも、どうやら木の幹の根元に巣を作っていた、Wasp(スズメバチの仲間)に子供が刺されてしまったのです。10月中旬からクモが増えることは承知で、認識してはいたのですが、気温も低いのにまさかのハチ!
日本でも秋にはハチの活動が活発になるといいますが、それはイギリスでも同じようで、ただ、私としてはこんな晩秋の寒い時期にもまだいるとは思っていなかったのです。

聞くところによると、寒くなるにつれ、ハチの巣(コロニー)の状態は悪くなっていき、働きバチは生まれなくなり、そのコロニー自体の終わりが近づいてきます。その中でまだ生きているハチは、環境悪化、食べ物の減少などで自然と攻撃的(必死な状態とでもいうのでしょうか)になります。ゆえに、少しの刺激ですぐに攻撃してくる確率が高まるようです。

 子供が刺されたのは唇。本人は「咬まれた!」と言っていましたが、よく見れば穴があいており、とにかく手持ちのティッシュに水を含ませ冷やし、家に帰りました。
幸い、翌日になって少し腫れたくらいで落ち着きましたが、週末だったために内心はヒヤヒヤしていました。

 私はこの同じ森でTick(マダニ)に刺されたことがあるので、やはりポイズンリムーバーなどはいつの時期でも欠かせないものだと再認識しました…。
当然ですが森歩きはメインの道を歩く方が危険な目には遭わないと思いますが、木々の間を歩く楽しみは、小径にできた観察スポットから時々シカなどを見かけることもできることなのです!薄暗い森の静謐な空間でシカを見つけたときの幸せは言葉では表せません。

次に行くときは、マダニだけでなく、ハチ対策もしつつゆっくり楽しみたいものです。


2022年11月01日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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