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ロックダウン中の生活 北イングランド 
How to spend time at home in Northern england during the lockdown

ロックダウン中の生活 北イングランド
色とりどりの落ち葉

 北イングランドは、平均気温が7,8度の日が続くようになってきました。紅葉は落ち葉になり、木々は枝ばかりで、冬の到来を感じます。
11月5日から始まったロックダウン。春の時のロックダウンと比べ、人の間にピリピリとしたムードはあまり、日常の買い物や生活からは感じられません。私のいる居住エリアでは、マスクも使い捨てより愛着のわく手作りマスクの着用が多い印象で、マスク着用が日常になっています。




 12月2日まで現在のロックダウン(イングランド)が続くのですが、先日ロックダウン後の政策が発表されました。中でも注目を集めているのはクリスマス休暇中のもので、3世帯(この3世帯をバブル形成とみなす)までは12月23日から27日の間は集まることができると言うものです。ジョンソン首相は高齢家族への訪問は『個人の判断』に委ねるとしています。科学顧問は政府に対し、この政策は『コロナの火へ油を注ぐようなものだ』と言っています。
私の印象でしかありませんが、春から現在におけるロックダウンで、精神的に参っている人や、ロックダウンに“辟易している”人が多い中で、家族の集まるクリスマスに人の移動制限を緩めることで、人々の溜飲を下げたいと言うのも、この特別なコロナ対策につながったのかと思います。


ロックダウン中の生活 北イングランド
部屋に彩を!

 コロナ禍であっても、店員さんなどと立ち話をすると「クリスマスに家族と会えないなんて、おかしい!」と言う人も何人かいます。それに、今のロックダウン中でも、公園に行くと学校帰りの子供連れの保護者たちは集まっていて『どうせ学校や仕事ではあっているだから…』と言うお母さん方もいました。
最近、東京大学医科学研究所の研究グループがマスク着用で感染リスクが低くなると言う結果を出しましたが、イギリスの人が決められた場所でマスクを着用していれば、なんとか今のコロナ流行も今以上にひどくならないかもしれないと希望を持っています。

 コロナのニュースは年をまたいでまだ続きそうですが、まずはクリスマスを笑顔で楽しく迎えたいものです!


参照 BBC News (公式ホームページ:英語のみ)
『Covid Christmas rules: UK leaders urge caution over household mixing』
https://www.bbc.co.uk/news/uk-55068769


※写真は前回記事『トーンダウンのハロウィン』で紹介した押し花にした落ち葉で飾りを作りました。


2020年12月01日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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