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ロンドン中華街の旧正月

ロンドン中華街の旧正月
中華街の店先や街路には
赤いちょうちんが飾られていてとても華やか。
 旧正月のイベントが中華街であるらしい、と耳にしたとき「旧正月? 聞いたことはあるけれどそれって何だっけ?」というのが私の正直な感想でした。旧正月とは旧暦の正月のことで、その日付は毎年変わり、元旦の次の日曜日に新年を祝うイベントが行われます。今年は1月23日が元旦(チャイニーズ・ニューイヤー)で、29日がイベント日でした。
 当日、まず中華街へ向かいました。沿道はパレードを見ようとする人たちですでにいっぱいです。中国の皇帝の格好をした人、きらびやかな民族衣装に身をつつんだ人、マスコットを持った人たちなどが音楽とともに練り歩きます。
 中華街の店先の多くには赤いちょうちんが飾られています。中華街一帯がいつもにも増して華やか。色の鮮やかさに圧倒されます。今年は辰年ということで龍のマスコットが飾ってあるところもありました。
 出店ではごはんものだけでなく、紐のついたうちわのような小太鼓や紙でできた龍、お面や雑貨などさまざまなものが売られていました。
 さて、お昼をまわったところでトラファルガー・スクエアに移動です。みなさん早くから場所取りをしていたようで、おしあいへしあいしないと進めないほどの人出です。ロンドンで行われるイベントが中華圏以外の街の中では最大規模というのも納得できます。

 特設ステージでは伝統歌謡やダンス、獅子舞、龍舞、雑技などさまざまなパフォーマンスが繰り広げられました。私はスクリーンで見たのですが、それでもとても迫力がありました。
 あらためて視覚でアジアとヨーロッパの対比を見ると、まったく違うということから生まれる魅力があることに気づきます。終始、興味津々といった表情で見ていたイギリスの人たちの中には、アジアに対してまだまだ未知の部分があるのだろうと感じました。
2012年02月03日(金) written by maho from (イギリス)
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