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200610313

ガイ・フォークス・デイ

11月5日は、英国内では「ガイ・フォークス・デイ(GUY FAWKES DAY)」。
1605年にガイ・フォークスが起こした火薬陰謀事件がもとになっているお祭りです。

カトリック教徒への弾圧などの政策に憤慨したガイ・フォークスとその一味が、議会と国王ジェームズ1世を爆殺する陰謀を企てたものの、失敗に終わり、彼は絞首刑に。彼が議会に火薬をしかけたことに因み、毎年11月5日は別名「ボンファイアー・ナイト(BONFIRE NIGHT)」と呼ばれ、各地で盛大な打ち上げ花火が行われます。また一部の地域では、ガイ・フォークスをかたどった人形を作って引きずり回し、最後に焚き火の中に投げ込んで燃やすという風習もあります。

一般的に悪人として考えられているガイ・フォークスですが、私が住むここヨークでは、そのガイ・フォークスの生誕地ということもあり、一部地域やカトリック教徒からはむしろ「ヒーロー」として扱われることもあるようです。
また、これも一部ではありますが、花火だけでなく、特別なお菓子(トフィー)を食べることも伝統として残っています。

政治的要素があったにしろ、400年も前のことなので、現在は打ち上げ花火を楽しむひとつの恒例イベントとして考えられているようです。

ちなみに、英語の「GUY」は、このガイ・フォークスが語源になっています。

2006年10月31日(火) written by Erie from (イギリス)
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