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イギリス人の習性

イギリス人の習性
破壊されたドアの郵便ポスト

 ある朝、物音がするなと思ったら郵便ポストが破壊されていました。どうやら、購読していた分厚い雑誌が入った郵便物を配達の人が無理矢理入れようとしたのが原因だったようです。それにしても、ポストを壊すほど力任せに押し込もうとした郵便配達人の考えにも驚きです。おかげでこの寒空の中、外気がスースー家に入ってきてとても寒いです。しかし、こんな風に文句を言いつつ呑気にしていられるのも、イギリスの生活に慣れてきたからかもしれません。

 勘違いされないように前置きしておきたいのですが、イギリス人はとても親切な人が多いです。もちろん、どの国にも感じの悪い人といい人の両方が存在します。それをもってしても、イギリス人は協力的ですし、思いやりのある国民性の人たちだと思います。

 しかし、しかしです。いろいろなことに無頓着であることも確かです。頼んでおいたペンキ屋さんやインターネット配線業者、家具の運搬屋さんなどが、約束の時間に現れないということはしょっちゅうです。日本だったら、考えられないことですよね。催促の電話をすると「あら?今日でしたっけ?」という答えが返って来ることもあります。こちらは仕事を休んで予定をやりくりしているのに、「忘れた」の一言で片付けられた時には怒り心頭です。あまりにも頻繁にこう言うことが起こると、そのうちに「怒り」は「呆れ」へと変わって行くものです。

 朝、玄関の壊れたポストを見たときも、私はただ脱力しただけでした。こうして、私もだんだんイギリス人に近づいていくのだと思います。




2016年12月06日(火) written by あっこ from (イギリス)
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