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東日本大震災におけるその後の報道

東日本大震災におけるその後の報道
被災地への観光を推進した「応援」記事
最近、英国で暴動があったときにも書いた、フリーペーパー「METRO(メトロ)」。毎朝通勤時に必ずと言っていいほど、座先に放置されているのを見かけるので、乗車中はついつい手にしてしまいます。政治からエンタ−テイメントまで幅広くカバーされているのですが、今日(9月9日付)は、「東日本大震災」後の東北を紹介した記事が掲載されていました。
見開きのページには“Kita-Koizumi”(福島県相馬市北小泉市)の写真が載っています。ところどころに緑が見えますが、ほとんどが砂で覆われ、おそらくかつては東北を縦断する高速道路が無残に途切れ途切れに残っているもの―改めて地震、そして津波の被害を見てショックを受けました。

東日本大震災におけるその後の報道
日本のLady Gagaとして
浜崎あゆみさんが紹介されている
こちらの報道はやはり原子力発電所のこと以外で、被災地の状況を報道する機関はほとんどなくなり、報道されてもほとんどが悲観的イメージにつながるようなものが多く見られる中での、メトロの『東北観光へ』という記事は、とても力強く感じました。記者の方は自身が東北で被災地ボランティアとして活動されたそうですが、報道で取りざたされている放射能レベルを、例えば飛行機で12時間英国から日本まで行ったときと比較し、おそらく植えつけられてしまったであろう人々の不安と言うものを払拭してくれているように思います。
最後に、“東北観光推進”記事のあとのページには、日本のLady Gagaとして歌手の浜崎あゆみさんが紹介され、その他日本のポップカルチャーについての記事も書かれていました。一面で東北現状を書きあげ、かつ海外における日本の強みである「ポップカルチャー」を取り上げる記事と言うのは、まさにメディアでできる被災地応援なのではないかと感じ、そして人々がこれから「日本に行ってみたい」と思えるよう、私も暮らしのなかで自分ができる被災地応援をしたいと改めて思いました。
2011年09月13日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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