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Kew Garden で日焼け

Kew Garden で日焼け
Green House
日本にいた頃は夏は暑すぎてあまり待ち遠しい季節ではありませんでしたが、ロンドンに移り住んでみて、夏が大好きになりました。寒くて暗い、長ーい冬が明けてからは、毎日よいお天気で真夏でも22、3度で涼しいロンドンはとても過ごしやすいです。どんなに日中暑くなっても朝晩は冷えるので寝苦しい熱帯夜、というのもありません。今回はそんなロンドンの気持ちの良い夏の週末にキューガーデンへ行ってきました。
キューガーデンはロンドンの南西部Kewにある王立の植物園で、その歴史はとても長く1759年に開園してから世界中からの熱帯植物の収集、また資源植物の品種改良をしたり、皇室に買い上げられたダッチハウスでの皇室の子育て用の場所になったりして発展して行き、2003年にはユネスコ世界遺産に登録されました。とても広い敷地内(120ヘクタール)には様々なエリアがあり、博物館やチャイニーズパゴダ、日本の民家や、宮殿、ギャラリー、巨大なグリーンハウス、などなど誰が行っても楽しめる見所が沢山あります。

Kew Garden で日焼け
Water Lilly
その中でもやはり、「植物園」というからには植物に興味のある人にとっては興味の尽きない場所で、世界中から何百年にも渡ってコレクションされた植物が展示してあるグリーンハウスがとてもおもしろかったです。いくつかのグリーンハウスが繋がっていてそれぞれのエリアに分かれていて、アジアのセクションにはとてもきれいな睡蓮の花が咲き乱れていたり、少し先に進むと今度は砂漠の中で咲く色々な種類のサボテンがあったり、ひとつひとつの種類が生き生きとしていて見ていて楽しくなります。
お昼は各自持ってきたピクニックを広げて芝生で食べたのですが、この季節、イギリス人って本当に日焼けするのが好きだなー、と実感します。美肌王国の日本から来た私には、初め考えられなかったのですが、イギリスに住んでみると、日焼けの重要さも感じるようになります。日本、とくに東京では1年を通して日照時間は大体同じなのであまり意識しませんが、イギリスの冬はとても長く、冬の間は日照時間が極端に短くなります。長くて暗い冬が明けてからは太陽が見える度に外に出たくなるような気持ちのよいお天気が続きます。日焼けはしすぎるとお肌にはよくないのですが、太陽の光を浴びることによって人間の体はビタミンDを生成します。ビタミンDは食べ物やサプリメントで摂るよりも、太陽を浴びるのが一番で、カルシウムと一緒に働いて骨の形成をしたりするので、足りないと脚気や骨祖しょう症になったり、またうつ病になってしまう人もいるようです。統計的に西洋に住むアジア人はビタミンDが圧倒的に足りていないようです。もともとアジア人の皮膚はビタミンDを生成する効率が悪いのですが、それに加えて過剰な日焼け防止などをするのでさらに足りなくなってしまうようです。

私がキューガーデンに行った日の朝はそれはそれは夏とは思えない寒さでかなり厚手のパーカーを着ていたので、全く日焼け対策は考えていなかったので、お昼ごろに急に日差しが強まり、帰る頃にはまっかっかに焼けてしまいました。。ビタミンDだし、多少の日焼けなら健康なのですが、ロンドンはこの涼しさとは裏腹にとても日差しが強いので、やっぱり日焼け対策はしたほうがいいと思います。

2010年08月10日(火) written by Ayako from (イギリス)
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