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201009103512

イギリスの献血事情

イギリスの献血事情

イギリス人には自分の血液型を知っている人があまりいない、というような記事を以前書いた記憶がありますが、今回はイギリスの献血のお話を。

献血をしたことのある人ならせめて自分の血液型くらいは分かるのでは?と思うのですが、圧倒的にO型とA型の多いイギリスでは、みんなにあげられるか(=O型)、あげられないか(=A型)で話が終わってしまう様子。特に、ここスコットランドではO型人口が大半を占めているようです。

さて、血液型にはまったくといって関心のないイギリス人ですが、意外にも献血活動は盛んなようです。イングランドとウェールズではNational Blood Service、スコットランドではScotBloodが運営している献血ルームがあちこちにあり、また地域の特定の場所にも献血車がやってきて、そこで献血をすることができます。

先日、勤務先にも献血車がやってきたので、この機会にとイギリスでの初献血に臨んできました。まず、既往症や健康状態などの細かい問診などを受けます。そして、健康状態に問題がないと判断され、年齢(17〜65歳)、体重(50kg以上)の条件をクリアしていれば献血可、ということになります。

システムはほぼ日本と同じでしたが、驚いたのは採血の量。日本では1回の献血で採られる血液の量は200ml または400mlですが、イギリスではなんと475ml。しかも面白いことにこの血液1杯の単位もビールと同じ単位の1パイント(ビールの1パイントは568ml)なんですよ。

日本ではよく献血ルームに足を運んでいた私ですが、これまでに体験したのは200mlと成分献血のみ。さすがに475mlと聞いて急に自信のなくなった私は丁寧にお断りして、お茶とお菓子だけ頂いて献血車を降りてきてしまいました(苦笑)。せめて、ハーフパイントだったら挑戦したかったのですが。


<関連サイト>

National Blood Service (http://www.blood.co.uk)
ScotBlood (http://www.scotblood.co.uk)
2010年09月10日(金) written by Miyo from (イギリス)
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