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クリスマスランチ(オフィス編)

クリスマスランチ(オフィス編)
イギリスのクリスマスクラッカー
この時期、イギリスの会社ではオフィスのクリスマスランチが開かれます。開かれます、と言ってもチームや部署ごとに普段よりちょっといいレストランにランチを食べに行く、という会社の福利厚生の一部のような感じです。わたしの働くオフィスのあるロンドンの金融街にはたくさんのレストランやポッシュなパブ、ホテルなどがあり、大体11月に入ると早くもクリスマスランチ特別メニューセットが始まります。値段やメニューはレストランによるのですが、大体今年の相場だと2コースで20〜30ポンド、3コースで30〜40ポンドくらいのところが人気の様です。
普通のポッシュ系パブやモダンブリティッシュ系のメニューだったらスターターにシーフード系のものか、スープ的な軽いものを、メインには伝統的なターキーとその付け合せ系、もしくはフィッシュ系、それかベジタリアン用のメイン、でおなかに余裕があればデザートに伝統的なクリスマスプディング、もしくは何かチョコレート系、それか渋くチーズプレート、という感じです。レストランによってはもっとイタリアンよりだったり、フレンチよりだったり、はたまたエキゾチックにタイやモロッコ系のメニューも人気です。

レストランに着いて、席に座るとテーブルクロスの上にコンフェッティがばら撒かれていたり、プレートの横にイギリス式クリスマスクラッカーが用意してあります。クラッカーは日本式のとは少し違い、自分で端っこを持って、もう1方の端っこは隣、または向かいの席の人に持ってもらって引っ張ります。中には小さいおもちゃと紙でできたクリスマス用の王冠が入っています。(かなり)はずかしいけれど、これをかぶってクリスマスランチを食べることになります。

イギリスの人(というか西洋の人)は仕事は仕事、でプライベートとくっきり区別して生活する人が多いので、日本の様な年末は忘年会のはしご、みたいな会社の人と毎晩飲み歩くようなことはあまりしません。なので、これもあくまでも、クリスマス「ランチ」。普段より若干早めにランチをスタートして、お昼からワインやビールをたんまりと飲み、おなか一杯デザートまで食べてオフィスにほろ酔いで戻ると5時まで残りチョット、というある意味とてもビジネスライクでドライなイベントなのです。わたし個人的にはこのお昼のランチでほろ酔い、というのがとても贅沢に感じるのと、おいしいランチにありつけるので毎年オフィスのクリスマスランチが待ち遠しいです。

2012年12月11日(火) written by Ayako from (イギリス)
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