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日本語が恋しいときに

日本語が恋しいときに
必ず話題にのぼる村上春樹氏の
洋書の背表紙は素敵!
最近ではYoutubeなどに代表される動画サイトのおかげで、日本語へのアクセスが毎日、どこにいても可能な時代になりました。動画で得られる最新のニュースや音楽情報は、帰国したときに言われるような「逆カルチャーショック」も減少させるような傾向にあるのではと思います。
さて私は以前スコットランドや北イングランドにて生活していた経験があります。そこで感じていたのは日本語書籍へのアクセスが非常に限られていること。私はこちらの大学で日本文学を専攻していたのですが、英語で日本の文学を読むことがもちろん基本。しかし日本人ということもあって、「翻訳」の疑問や言い回しで意見を求められることが多いのと、「日本人だから古典は読んでいて当たり前だろう」という雰囲気があり(当然かもしれませんが)、必死で源氏物語から村上春樹までを、心苦しくも友人や家族に頼んで送ってもらい、両言語で読んでいました。そのため南イングランドへ来てすぐに気がついた首都ロンドンにある日本語書籍を扱うお店の多さにはショックを受けたほどです!
最近ではそのお店もオンラインで取り扱いしているところが多いので、英国各地での日本語書籍の入手が、もちろん少し割高にはなりますが可能です。下記に日本語書籍扱い数店舗を紹介したいと思います。

・JP Books
http://www.jpbooks.co.uk/
ロンドン在住の方には言わずとしれた、ロンドン三越(ピカデリー店)地下にある本屋です。古本ではないのでお値段は少し張りますが、新書も多いところが魅力です。日本雑貨や日本文化などを紹介する洋書が豊富です。

・徒波書房
Tel: 02074375238 Open 12:00〜22:00 
住所:30 Brewer Street London W1F 0SS
地下鉄ピカデリーサーカス駅から近いのですが、看板が「Laundry」のままでうっかりすると見過ごしますが、店内はまさに日本の古本屋!ロンドン在住のひとにはうれしい、日本語DVDの貸し出しがあったり、2階にはカラオケもあるようです。実際手にとって購入を決められる点でおすすめです。

・えいこくどう(オンライン古本屋)
https://secure.webhoster.co.uk/www.eikokudo.co.uk/
私はまだこちらで購入したことはありませんが、品揃えと良心的価格が魅力ではないでしょうか。支払いはペイパルまたは小切手だそうです。

クリスマスのプレゼントに困ったらディケンズの『クリスマスキャロル』もよいですが日本語書籍も予想外で喜ばれるかもしれません。


2012年12月18日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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