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初夏のフルーツを求めて。

初夏のフルーツを求めて。
グリーンの小さな実
 日本では、すでに39度を記録したと聞きました。ここスコットランドは、平均20度前後の涼しい日が続いています。今週は、雨や風が強く、先日はヒョウがふっていました。
最近、買い物はスーパーではなくちょっと離れた八百屋さんまで買い物をしに行くことが多くなりました。八百屋の多くは、アジア系の経営です。大型スーパーでは手に入りにくい、大根やしいたけにオクラ、サトイモやサツマイモなんかも売っています。それと、旬の食材を抱負に取り揃えていることも利点です。また、地元で採取されたものも多くあります。その中で、イチゴやラズベリーと一緒に、変わったフルーツが並んでいました。ぱっと見、マスカットの様に思えますが、房になっていません。また皮に、短い毛が生えています。気になったので購入をして、調べてみました。

このフルーツの名は、グースベリーといいます。ヨーロッパの多くの地で栽培されています。皮に毛が生えているあたり、グース(雁)っぽいかもしれません。日本名は、セイヨウスグリ。日本でも、生育しているようです。今の時期は、すっぱいのでジャムにすることが多いようです。もう少したてば甘くなるとのこと。レシピも多くネットで見つけることができました。パイやジャム、ケーキに使われています。今回は、さっぱりとしたものにしたかったので、ゼリーを作ってみました。エルダーフラワーのシロップとグースベリーの実を混ぜて出来上がりです。友人達にも大好評でした。料理中に味見で、実を食べてみましたが、酸っぱすぎて、そのままでは食べられませんでした。

八百屋さんで見かけたことのない、食材を見つけたら勇気を出して買ってみてください。英国ならではの体験の一つになること間違い無しです。
2011年07月12日(火) written by アンナ☆マリア from (イギリス)
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