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英国・春の象徴 Daffodils!

英国・春の象徴 Daffodils!
春になると街角のあちらこちらで
スイセンが満開!
気温が徐々にあがってきたものの、英国の春は比較的雨が多いため、どんよりした天気が続いています。しかし街中では、コートを着た人のなかにTシャツを着ている若者たちが見受けられるようになり、人による季節感の違いを感じています。
さて、春の薄暗い天気も吹き飛ばしてくれる英国の春の象徴、それはラッパスイセン(daffodils)です!黄色の花弁がきれいな芝の上に広がる景色はとても贅沢で、心を晴れやかにしてくれます。

私が始めて「daffodils」という単語を知ったのは、有名詩人ウィリアム・ワーズワースの詩のタイトルからでした。すでに詩が詠まれた1804年から英国では親しまれているのだと伺えます。ウェールズでは国花にもなっているこの花は、調べてみたところ、本場英国のRHS(英国王立園芸協会)の分類わけによると一万種類以上の登録があるのだとか。よくその仕分けを見ると、私は「ラッパスイセン」だと思っていたのに、実はそうではないものが沢山あったので、ガーデニング等に興味のある人はご覧になっていただけると、かなり楽しめるのではないかと思います。

さて学名で、スイセン属を「Narcissus」(ナルシス)と言います。確かに数あるスイセンの種類がはっきりわからないと、こちらの単語を使いたくなる気もします。しかし、ご存知の通りナルシス(スイセン)は、ナルキッソスが変容した姿だとギリシャ神話では言われています。可憐な花に「実はうぬぼれている?」と疑心を抱くより、やはり響きのよいDaffodils!と呼んであげたくなるのは私だけでしょうか。

ワーズワースの詩「Daffodils」(Wikipedia参照)
http://en.wikipedia.org/wiki/I_Wandered_Lonely_as_a_Cloud

Royal Horticultural Society (英国王立園芸協会)
http://www.rhs.org.uk/Home
2010年04月13日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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