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秋の味覚 − キノコ  北イングランド

秋の味覚 − キノコ  北イングランド
少しピンボケですが、
私ポルチーニ!

 北イングランドはすっかり秋の気配が深まってきました。
雨の日は増え、そして日没がだんだんと早くなる…。冬の暗い風景がここ数年苦手になってきている私がこう書いてしまうと、気分まで暗くなってしまいます!
そこで、気分を変えるために今年始めてみようと思い立ったのが、キノコ探しです(『キノコの王国』2009年から気にはなっていたのですが)。

これまで長くイギリスに暮らしてきましたが、現在暮らすニューカッスルに来るまでは車もなく、基本的に生活県内でできること、公共交通機関で行けるところばかりにいました。しかし、車があるおかげで今は少し郊外の海や森に行くことが増えました。


 昨年から、ずーっと気になっていたもの。それはスイスでよく採ったキノコ、Stein Pilz(シュタインピルツ。直訳すると石のキノコでしょうか。英語ではPenny Bun、イタリア語ではポルチーニ茸と言えば、知っている人もいるかもしれません)です。


昨年秋に、それらしいキノコを森で見つけ、周りのイギリス人などに調査をしていたのですが、そもそも『え!キノコなんて怖いから採らない!』と、キノコにチャレンジすること自体を『辞めた方がいい』との助言を多くもらうことに。
それでも今年はあきらめきれず、ひとまずキノコ図鑑を買い、キノコを実際採っている人を見つけ、一緒に採りに行きました。

秋の味覚 − キノコ  北イングランド
風味が増すドライキノコ

 森はかなりあるのですが、ロンドンなどではキノコを含めた食糧になるものの乱獲があり(*ヨーロッパ大陸からの移民など、採集習慣がある人達が多いとニュースで読んだことがあります)、例えば森などのあるNational Trust(ナショナルトラスト)やNature Reserve(保護区)では、入り口の看板に『採集禁止』と書かれた場所もあるので注意が必要です。
*書いてなくても、事前に森の管理者に連絡することをおすすめします。

ワイルドガーリックやワラビ(参考:Miyoさんの山菜の記事「スコットランドの山で山菜採り」)、ベリーを採る人は度々耳にしますが、キノコはかなり人が少ないのか、行った森はまるで宝の山のようでした!しかし乱獲は禁物。
最低限採って、その日はグレイビーソースに入れてパスタと食べました。それでも少し残ったキノコはオーブンでゆっくり乾燥させました。後日リゾットにして食べるつもりです。

 イギリスではキノコがどうやら春先から採れ始める様子。来春に向けて、キノコ採集レッスンを探すことを楽しみに、この秋、冬の季節を乗り切っていきたいものです!



2022年10月04日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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