イギリスで世界一短い空の旅！ | イギリス

これはBritten Norman Islanderの 「Highland　Park」とタイトルのついた ダーク・ブルーの機体

冬のオークニー諸島では、なかなか難しいトピック探し。しかしそんな時、何か不思議が見つかるのも事実。
ある日、空港へと食事（オークニーでは空港もお食事スポットのひとつとなる）へでかけました。ふと滑走路に目をやると、青いような黒いような小型機が一機。そのとき、一緒に行った方から教えていただいたのが「世界一短いフライト」のお話。
そう、英国本土から離れた島々での交通手段の一つとして、フェリーのほかにあるのは飛行機。フェリーでの所要時間に比べると確かに早いこのフライト。ただ、そのフライト時間を調べてみると、驚愕の事実がわかったのです。

オークニー諸島では、Loganair（ログアンエアー）というエアラインが運営するフライトがあります。１日に島々の間を飛び交うその頻度は２〜３本で、１本の平均フライト時間は４０分から４５分。しかしその最短フライト時間を聞いてびっくり。なんと、Westray（ウエストレイ）島からPapa Westray（パパ・ウエストレイ）島まで2分！どうりで、世界で一番短い飛行時間のはず。そしてよく考えればチェックインが10分前までなので、むしろ空港での待ち時間の方が長いという、なんとも信じられないことがあるらしいのです。

現在使われている飛行機はログアンエアーの所有する３機のうちのどれかとなります。一番小さいものは黒塗りで、その名もBritten Norman Islander（ブリテン・ノルマン・アイスランダー）。乗客は８人まで。

飛行時間は短くとも、その少人数で便数が限られているこのフライトは希少価値であることは間違いありません。天気が良い日にはうつくしい島々が眺められるはず。ぜひとも一度は試してみたいフライトだとは思いませんか？

こちらはLoganair（ログアンエアー）の公式ウェブサイトです。
http://www.loganair.co.uk/