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小さな街を守る自転車

小さな街を守る自転車
公式ホームページで見られる彼らの勇姿!
夏になってから、ここヨークでは環境にも良いと言うことで「自転車に乗ろう」プロモーションなるものが大々的に行われてきました。まずは道路における自転車専用の道が整備され、夏休みが始まる頃には、子供から大人向けの「自転車訓練講習」や「サイクリング交流会」のようなイベントも組まれていました。その成果もあってか、自転車人口が確実に増えています。
小さな街を守る自転車
市民と交流中の救急自転車発見!
その矢先、次々に目に着くようになったのが、自転車で移動する警察官!日本で言う白バイです。ヨークは城壁に囲まれ、とても小さな街ですが、通勤や帰宅ラッシュ時には車は動きが取れなくなるくらいの渋滞は起きます。このときに、その車の間を駆け抜けていくのがこの警察自転車というわけです。さらに驚いたのが、警察だけではなく、なんと救急自転車があること!救急自転車は何の役目を果たすのか・・・と思いきや、それこそ歴史の多いところに英国の古く細い小道あり。そこで事故や病人が出たときにはこの自転車がいち早く駆けつけることができるのです。自転車には応急処置のできるような装備や酸素ボンベなどが備え付けてあるようです。
調べたところによると、この自転車による警察・医療サービスは2002年の7月にノース・ヨークシャーで立ち上げられたようで、今年でなんと8年目!今年は特に自転車使用の促進運動もあってか、週末になると街中で警察による「無料自転車点検」や「無料交通ルール講習」、医療自転車に関しては、救急車と共にその内部や装備してあるものを、人々が見られるようにしてあり、とてもにぎわいます。その様子を見ていると、私が今まで「警察・医療自転車」見たことがなかったのではなく、これのおかげでやっと目に付くようになっただけかもしれません。

日中でもこの自転車をみると、なんだか守られているようでほっとします。
英国で自転車に乗りたい人は、手始めに彼らの開催する講習などに出向くのもいいかもしれません。

写真参照(UK Emergency Vehicles)
http://www.ukemergency.co.uk/index.htm
2010年10月08日(金) written by Muchiko from (イギリス)
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