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2012年4月6日からのビザのルール変更について

2012年4月6日からのビザのルール変更について

デイビット・キャメロン首相になって以来、イギリスではさまざまな角度からの移民法の改革が進められ、日本人にとってはますます厳しい状況が続いていますが、4月6日からさらに大幅にビザのルールが改定されます。

先日、移民相ダミアン・グリーン氏が発表した改革案によると、今回のルール改定はTier1、Tier2、Tier4、Tier5のビザのカテゴリーが対象となります。
主な変更は、以下の通りです。

Tier 1 - high-value migrants
大学や大学院修了後に取得することの出来た、Tier 1 (Post-Study Work)のカテゴリーが4月6日からなくなります。また、Tier 1 (Graduate entrepreneur)、Tier 1 (Post-study work) からTier 1 (Entrepreneur)へ変更する際の新しいルールが設置されます。

Tier 2 - skilled workers
労働許可証(旧ワークパーミット)にあたるTier 2 に対しても、最長滞在期間を6年間までとし、これまで自動的に5年滞在すれば取得できた永住権への切り替えが出来なくなります。Tier 2を更新する前に、12カ月のクーリングオフ期間を設ける、2016年以降に申請する場合は最低年収を35万ポンドとすることなども発表されています。

Tier 4 - students
2011年3月にすでに発表された学生ビザに関するルールへの補足として、学位取得コースにおいて、費やす学習時間の制限や、ワーク・プレイスメントへの制限などが発表されています。

Tier 5 - temporary workers
インターン、ワーク・エクスペリエンス、ワーキングホリデー(YMS)・ビザ(2013年度)での最長の滞在期間が12ヶ月となります。

上記のビザのカテゴリーのほか、ビジター、移民を受け入れるスポンサーなどに関しても変更が伝えられています。

UK Border Agencyによる、今回の発表は以下からご覧になれます。
http://www.ind.homeoffice.gov.uk/sitecontent/newsarticles/2012/march/43-changes-rules

今後もさらなる変更がある可能性がありますので、特に渡英準備中の方は、今後の情報に十分注意しましょう。

2012年03月23日(金) written by Miyo from (イギリス)
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