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201402115363

アンティーク椅子の布張り替え

アンティーク椅子の布張り替え
100年ものの椅子。
昔ながらの釘を使って。
英国に来て結構な月日が経つので、「英国ならでは」のことをやってみたいと思っていました。そんなある日、MixB(詳細は文末)と言う、ロンドン在住日本人のためのウェブ掲示板の「レッスン」の欄で、とても興味深い広告を発見。そのタイトルは―『英国式の椅子の張替えレッスン』。
椅子などの布の張りを英語でUpholsteryと言います(*アンティークなどのすでに布があるものを張り替えるときには「Re-upholstery」も使われます)

アンティーク屋やフリーマーケットなどでフレームの美しい古い椅子などを見かけていたのですが、100年も経っている椅子の布はボロボロで私ではどうすることもできない―でも雑誌売り場に行くと室内のデコレーションやアンティークのリメイク専門誌もかなりあるので「できるものならやってみたい」とひそかに思っていたのです。

アンティーク椅子の布張り替え
どんどん形になる楽しみがあります
ロンドン中心から電車に乗って少し南(Zone5に位置)が先生の作業場。土曜日のクラスはまだ新しく、その日は私の他にもう一方いらっしゃいました。
当日私が選んだのは「簡単スツール講習」。小さなアンティークフットスツール、布、その他材料や用具もすべて用意いただいての3時間講習です。

日本語で雑談しながらも、目の前で着々と古い椅子が蘇っていくのは本当にすばらしい体験で、正直「通うのもちょっと遠いし、どうかな?」と来る前は思っていたのに、すでに作業の途中で『次は四角のスツールをやってみたいんですよね!』と言っている自分がいました。

アンティーク椅子の布張り替え
完成した作品。右はキャスの布を使った
参考クッション部分。
確かに英国に来ているのだから「英語で…」と思う方もいるかもしれませんが、「英国らしい」技術を日本語で、英国の家具やデザイン背景など細かく説明を受けながら習うこともとても有意義です。
現在クラスは水曜日・土曜日のレギュラークラスがあり、イーリング(Zone 3)でもレッスンがあるようです(共に問い合わせ要)。

アンティーク椅子の布張り替え
夢が膨らむルイスさんのHPスクリーンショット。
こんなに楽しく興味深いレッスンは久しぶりでした。英国のアンティークの歴史や、ツール、そして暮らしのヒントもたくさん知ることができる椅子の布の張り替え、アップホルストリー。ロンドンの方、近郊の方など、興味のある方はぜひ一度参加してみてください!
【参考】
MixB (ロンドン在住者のための掲示板:ルイス智子さんの広告ページ)
http://www.mixb.jp/uk/les/les_detail_f.php?id=6127
『A New Lease Of Life』(ルイスさんのウェブサイト)クラスの詳細や椅子の写真等
http://tomoko.vpweb.co.uk/
2014年02月11日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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