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6月下旬−コロナ禍の日本に帰国してみて  英国から

 急遽英国を飛び出して、日本帰国に帰国したのが先月の23日のことでした。

そのとき(6月23日時点)のコロナウイルス関連の日本への入国規制は特段なく、唯一求められていたのが出発から72時間以内の出国前検査。この検査ですが、私が利用したのはDAM( https://dam-health.com/ )と言う会社で、支店が英国各地にあります。当日も空きがあれば予約を入れられ、結果は24時間以内に通常の英文で結果を記したもの、そして日本の厚生労働省のサイトでも見られる陰性証明書の書式に結果を記したものをメールで添付してくれるので、書面に関しての心配はなく、すべてがスムーズでした。

 そしてファストトラックと呼ばれるシステムと、MySOSと言うアプリを事前にスマートフォンにダウンロードし、できる限りの手続きを完了させておいたので、羽田空港での荷物の受け取りまで1時間ちょっとしか、かかりませんでした。ただ、さすがに国内線乗り換えに1時間15分しか見積もってなかったのは、さすがに子どもと一緒では大誤算で、その後乗り継ぎ便は変更させてもらいました。


 地元に到着し、翌日からは本来であれば英国からの帰国者は「青色」分類となり自宅待機もないのですが、私は下記(厚生労働省のサイトから抜粋)
“指定国・地域以外から帰国・入国する方で、ワクチンを3回接種していない方は、原則7日間の自宅等待機を求めますが、入国後3日目以降に自主検査を受け、陰性の結果を厚生労働省(入国者健康確認センター)に届け出て確認が完了した場合は、その後の自宅等待機の継続は求めないこととします”に該当したので、指示通りPCR検査を自宅にて受けました。

 受けたのは木下グループ新型コロナPCR検査センターのもので、オンラインでスムーズにキットを購入することができました。
(参照: https://covid-kensa.com/

英国から持ち帰っていた抗原検査を3日目までは行い、その後PCR検査で陰性が出たのですが、念のため「原則通り」の1週間は待機し、その後アレルギーを発症したこどもを病院に急いで連れて行きました。しかし私の暮らす地域では、『2週間以内に県外の人と接触がある場合、緊急でない限り待つ』と言う状況らしく、とにかく受付で受け入れてもらえないあげく、なぜか「保健所に連絡をしてください」と言われることに。

その後、病院の受付の方の指示に従い、保健所の方、コロナヘルプラインなどに連絡をしたのですが、「厚生労働省ではもう隔離の該当はないけれど、各病院、地域で暗黙の了解のように2週間が浸透してしまっている」とのことでした。幸い、保健所の方が「状況に理解がある病院がある」と教えてくださり、子供のアレルギーは診てもらえましたが、ハーフで、外国人に見えるであろう子供が人々の不安を呼び起こしているのがうかがえるのは、なんだか心苦しく感じられました。


 あと少しで日本に帰国して1週間たちますが、新型コロナウイルスの感染者がまた急激に増えています。周りは、発熱や臭覚に異常をきたしている人が多い印象です。日本の海外ニュースではマスクをしていないスペインやイギリスの映像が見られますが、日本でマスクがなくなるのはまだまだ先になりそうです。

長くなりましたが、この夏に3年越しの帰国をと思っていらっしゃる方も多いと思います。飛行機の中、入国後の移動中も万全を期して、無事に入国されることを祈っております。

(参考)
厚生労働省「日本入国時の検疫措置」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

厚生労働省「入国後の自宅等待機期間の変更等について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00342.html



2022年07月26日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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