PageTopワーホリネット | ワーキングホリデーとは
201012283677

イギリス版冬の越し方

 私は東京出身なので、厳しい冬というのにあまり慣れていなかったみたいで、ロンドンに来る前に住んでいたニューヨークでは冬が来る度に風邪を引いて鼻の頭がまっかっかの冬を送っていました。ロンドンは噂では東京よりも冬は暖かい、と聞いていたのにいざ冬になったら、寒い寒い!特に、毎日朝晩、バスとチューブを使って通勤するので混んでる乗り物の中でごほごほしている人がいると、思わず一瞬息を止めてしまいます(笑)。こういう風景は東京の通勤中でも同じなのですが、こちらはマスクをつける文化がなく、しかも、洟をすすることがとてもお行儀が悪いとされているので、袖の中にティッシュを忍ばせてどんどん人前でも盛大に洟をかんでいる人を見かけます。

そんな中で、やっぱり仕事をしているとそう度々風邪を引いたり、のどが痛いからと言ってお休みできないのでがんばって予防することになります。こちらでよく使われている、免疫力を高めるタブレットみたいので、エキナセア、というハーブがあります。Immunostimulatorということで、免疫力が刺激され、インフェクションから守るらしいので、この時季風邪やインフルエンザの予防にうってつけ、の様です。また、風邪の引き始めに飲むといいOTC薬品として、Beechamsというサシェに入ったドロッとした液体を一気飲み、というのもあります。サシェなので、バックやオフィスのデスクなどに1つ入れておけば、あれ?と思った時に予防することができます。飲むとカーッと熱くなるような気がするのですが、なかなか効き目のある風邪薬です。また、のどから来る風邪やのどがひりひりし始めたら、普通にブーツなどで買えるLozenges、日本でいうところのトローチ、といっても普通の飴みたいな感じなのですが、とてもおススメです。色々なメーカーがあるのですが、StrepsilsやLocketsなどがおいしい(?)のでおススメです。結構効能が強いので、食べていると口の中の感覚がなくなりますが、その延長で、のどの痛みも減ります。

その他、気を付けたいのが、ヨーロッパ特有の季節性デプレッションです。日照時間が極端に少なくなるので、人間は太陽に浴びて皮膚でビタミンDを生成しないと生きていけないので、冬の間は滅多に太陽を見れないため、比較的暗い気分になりがちです。予防法?としては、GPなどでビタミンDのタブレットをもらったり、ひと冬分のVDを点滴する人などもいるようですが、なるべく日が出ていたら外に出たりすることくらいしか思いつかないのですが、もし冬に暗い気分になっても、また春が来たら楽しくなる♪、と思えば結構楽になります。

また、これは邪道かもしれませんが、やっぱり冬の寒い時期に痩せていると、寒い風がもっと寒く感じる!というイマイチ信憑性のない理由をつけておいしいものをたくさん食べる!という手もあります。わたしは、この方法で冬を乗り切ることが多いのですが、寒い地域にいると体が脂肪分を欲するらしく、ケーキやスコーン(クロテットクリームてんこもり)やチョコレートなど夏よりも沢山買い込んでテレビを見ながらモグモグしていることが多いです。ま、また夏になればダイエット〜という気分でおいしいものを食べて幸せ〜☆になります。

まだまだ寒くて暗いイギリスの冬は続きますが、おいしいものを食べてあったかくして風邪など引かないように気を付けてください。



2010年12月28日(火) written by Ayako from (イギリス)
Comment(0)


イギリス関連の記事

この記事へのご感想は以下のフォームからどうぞ

お名前 [必須入力]
コメント [必須入力]
5000文字まで。(コメントにリンクは書き込めません。)
※記事の内容に沿わないコメントはお控えください。
※質問やお問い合わせはお控えください。