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パブでフットボール観戦

パブでフットボール観戦
日曜、イングランド戦のパブ。
グラスを片手に観戦する人たち。
 約1ヶ月にわたって行われたEURO2012が先日決勝をむかえ、スペインが王者となり幕を閉じました。日本では深夜から早朝にかけての放送だったとのことですが、みなさんご覧になりましたでしょうか。
 イングランドは準々決勝でイタリアに4-2(PK)で敗れてしまったのですが、やはりこの国の人、この国にいる人たちはサッカーが好きなのですね。大会が終わるまでEURO2012の話題で盛り上がっていました。
 ふだんは「ちょっと一杯」から「仲間とわいわい」といった場所のパブですが、大会期間中は「大きなスクリーンで試合観戦!」の空間へと様変わりします。
パブでフットボール観戦
パブの表に出ている看板。一番下には
「support your nation!
(母国を応援しよう!)」の一文が。
 近所のパブではカウンターやテーブル席はもちろん、フロアいっぱいにお客さんがあふれており、みんな食い入るように画面を見ていました。店内には4つのテレビ画面があり(大型1つ、中型3つ)、360度、パブ内のどこにいても見れるようになっています。
 シュートのたび、選手交代が告げられるたび、レフリーが旗をあげるたび、お客さんからは歓声や悲鳴が上がります。イエローカードが出ようものなら、座っていたイスから立ち上がり画面を指差して叫びだす人も。ゴールが決まるとお客さん同士、見知らぬ人でもハイタッチしたりしています。
 イギリスの中でもロンドンは特に、他のヨーロッパ諸国からやって来た人たちが多く住んでいます。こういったヨーロッパ大会があるとそれぞれ母国を応援する姿が見受けられ、あらためていろんな国籍の人たちが集まっている都市なのだなあと実感します。
 たいしてルールも知らず、ほとんどサッカーに興味のなかった私ですが、フットボールの国イギリスに住んでいるうちにすっかり影響を受けてしまったようです。
 ちなみにイギリスでは「サッカー」ではなく「フットボール」と呼びます。
2012年07月06日(金) written by maho from (イギリス)
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