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200812092570

夜の暗闇、オークニー諸島の目玉商品

夜の暗闇、オークニー諸島の目玉商品
街頭がほとんどない
サウスロナルドセイ島の道。
夜の散歩には懐中電灯を!
オークニー諸島のサウス・ロナルドセイ島で、とあるご家庭にてお世話になっている私の生活には、冬場の今はこれといって目を見張るようなイベントなどは多くないのが現実。孤島での私の楽しみ、それは1〜2週に1度のカークウォールへのお買い物!
ある日のお買い物でのこと。行った先のお店で私の見たものは、山積みにされた懐中電灯、石油や電池で稼動するヒーター。さらには、振って点く電池要らずの懐中電灯まで!その品揃えの充実ぶりに「外灯が少ないからかな」とか「車が途中で止まると大変?」など色々考えていたのですが、それは大変な間違いだと気がついたのはある晩のことでした。

夜の暗闇、オークニー諸島の目玉商品
高くそびえる島の電柱たち。
外は風がビュービュー吹きあれ、家がきしむようでした。そして一家で食卓を囲んで「さぁ!あとはオーブンのお肉を待つだけ!」となったとき…。「ピュン」と音がして、辺りが真っ暗闇に包まれました。奥さんいわく「お隣も消えているみたいだし、停電ね」
「えぇ〜!停電!」日本では台風時の停電以外は経験のない私。おまけに、予想以上に回復に時間がかかった模様で30分くらいは、空腹の中ろうそくをともして「嵐」に耳を傾けていました。
お店で見たあの山積みの懐中電灯が意味するのは「備えあれば憂いなし」ということで、かなり生活に密着していることだったのです。

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オークニー諸島では電線がどこまでも続く
現在は私の部屋にも電池式のランプが導入予定。あの夜の「停電」は、ある場所で生活すると言うこと、それは決してイベントだけではなく、ふだん行くお店の中からたくさん学んでいけるということを教えてくれた、ありがたいものとなりました。
2008年12月09日(火) written by Muchiko from (イギリス)
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